はじめは太っ腹だったのに…
私が20代前半に付き合った彼氏は、ダメンズの典型でした。飲み会で知り合った彼は見た目は派手で、少しチャラいタイプ。その見た目に反して、優しく思いやりのあるところに惹かれ、付き合うようになりました。付き合いはじめのころは彼がデート費用をすべて出してくれた彼。そんな太っ腹な姿を見て、若かった私はますます彼のことを好きになっていったのです。
ところが交際をスタートしてから半年を過ぎたころ。デート中に彼が持ち合わせがないと言いだし、私が費用を出すことが何度か続きました。最初は「給料日前だしお金がないのかも」「たまたま現金を持っていないだけなんだろう」と疑問に思いませんでした。しかし、それからは事あるごとに私がお金を出すことが続き、自分の中でモヤモヤが募っていきます。
食事代ならともかく、旅行代やテーマパークの入場料など私が負担する金額も大きくなっていき少しつらいときもありました。しかし、付き合っているのだからお互いに助け合わなければと言い聞かせ、彼と楽しく過ごすためにとしばらくは我慢していました。
お金を出さない彼を問い詰めると…
それでも私ばかりお金を出す日々が続き、さすがにイライラやモヤモヤが積もり積もった私は、ついに彼に思いを伝えました。なぜ私ばかりがお金を出さなければならないのか、少しは費用を負担してほしいとお願いしたのです。
しかし、彼からは「いいじゃん別に。お前が出してくれて俺はうれしいよ」という返事が……。悪びれるどころか、なかば開き直りながらそう答え、挙句のはてに半笑いで私のこと「お前」呼ばわりです。彼の言動すべてにカチンときた私は、勢いに任せて今までの不満をぶつけ、これまでどれだけのお金を負担したかを伝えました。
彼も逆ギレし始め、お互いにヒートアップした私たちは大喧嘩をしてそのまま破局。とても後味の悪い別れ方となりました。
この一件で、いくら付き合っていてもお金のことをうやむやにするのは良くないと学びました。どんなに好きな相手でもむやみにお金を出したり貸したりせずに、対等に付き合うことが大切でした。私自身も彼をヒモ状態にしたところがあったなと反省しています。
著者/花村めい
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