記事サムネイル画像

「え、本当に大丈夫?」嫌な予感が…回復と思えない中、入院中の娘に外出許可が出て…【娘が脳症になったとき #24】

娘が脳症になったとき24話。風邪症状で受診、そのまま入院となった娘さん。入院以来、食べ物どころか水も飲むことが許されていない状況が続いていましたが、回復をし始め、飲食物も少しずつ試し始め…。

外出許可が下り、週末ハナが自宅へ帰ってきました。久々の自宅でハナはとてもリラックスした様子。走り回るような元気さはないものの、たくさん眠ってのんびり過ごしていました。生後7カ月の二女ハッパも、なんだかうれしそうで、ハナと並んでよく寝ていました。

 

うれしさの反面、不安が押し寄せ…

娘が脳症になったとき #24

 

 

月曜日に病院に戻って再入院。と言っても手続き上もう一度入院しただけで、診察を受けたあと、先生から「これで退院です」と言われました。

私も夫も現実感がわかず、なんだかボーッとしながら病院を出ました。私と手をつないでいるハナが隣を歩いている。ほんの2週間前までは当たり前だったことがまるで夢のようで、景色が白っぽく光ってふわふわして見えたのを覚えています。

 

ちなみに、ハナの入院費は「高額療養費制度」の適用になったため、驚くような金額にはならずホッとしました。精神的にギリギリのところに経済的な負担までのしかかってきていたらもっと大変だったと思います。

これでハナが元どおり元気になって一件落着! ……となってほしかったのですが、そう何もかもうまくはいきませんでした。

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

    同じジャンルの連載

    もっと見る
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    同じジャンルの
    連載を読む