夫婦そろって満身創痍の育児。ちょっとしたことで喧嘩が起きてしまい、喧嘩をするたびに、夫に申し訳なくなり泣いていたへー子さん。
育児は大変でつらいのに、子どもは愛おしい……。情緒不安定な生活を送っていました。
そしてへー子さんは育児でつらいとき、母親から連絡が来ても助けを求められませんでした。本当につらいときほど、気軽に「つらい」「助けて」と言えなかったのです。
ひとりで抱え込むようになってしまったへー子さんは、無意識にきつい言葉を言うようになってしまいました。
深夜1時過ぎに帰ってくる夫ももう限界
肉体労働はもちろん育児は精神疲労もすごいことがわかったへー子さん。そんなとき、友人のロッシーが連絡をくれ、片道2時間かけてへー子さんの家に来てくれたのです。
ロッシーにごはんを作ってもらい、育児の愚痴などを話したへー子さんは、だんだん気持ちが落ち着いてきました。
親や夫には言えないことも、ロッシーには言えたへー子さん。改めて友人の大切さを知ったのでした。
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片道2時間もかけて、ロッシーさんはへー子さんの様子を見にきてくれました。困っているときに、助けに来てくれる友人の存在はとてもありがたいですね。
監修/助産師 松田玲子