公園で遊んでいると、現れたのは!?
息子と出かけた、少し大きな公園。息子と同い年くらいの子どもを連れた親子が数組遊んでいて、私と息子も楽しく遊んでいました。そのとき、駐車場に車が止まり、新しい親子連れが公園に入ってきました。なんとなく、顔を上げて公園に入ってきた親子を見ると衝撃!
1歳くらいと3歳くらいの男の子を連れたパパなのですが、その格好がとても特徴的でした。前髪はちょんまげのように上に縛っていて、トップスは蛍光ピンクのパーカー。ボトムスはよれよれのスウェットで、その足元はキャラクターもののサンダルを履き、下の子を抱っこしながらスマホをいじりつつ公園に入ってきました。
思わず目で追ってしまう…
「すごい個性的な人がきた!」と思ってしまった私。その日遊んでいたのはよく利用する公園なのですが、ほとんどの保護者は落ち着いた色の服装です。その中で蛍光ピンクの服のパパはどうしても目立っていました。
そんなパパに気をとられていたとき、走っていた息子が派手に転倒! 「大丈夫!?」と慌てて駆け寄りましたが、息子は大泣きで、手からは血が出ていました。「痛かったね、ごめんね」と息子を抱っこしあやしていると、「ばんそうこう使いますか?」と話しかけてきた人が。見るとそこには、さっきのギャル男パパが、ばんそうこうを手に持ち立っていました。
とてもステキなパパだった!
ありがたく頂戴すると、ギャル男パパは息子に「痛かったね。これ貼ったら、すぐ痛いのなくなっていっぱい遊べるよ!」とやさしく声をかけてくれました。
その後、ギャル男パパは自分の子ども2人と遊んでいたのですが、下の子を抱っこひもで抱っこしながら、上の子と追いかけっこしたりブランコを押してあげたり。終始笑顔で遊ぶ姿は、夫に見習ってほしいくらいステキなパパでした。
帰るときにギャル男パパのところに行って「さっきはばんそうこう、ありがとうございました」と言うと、「とんでもない! ニコニコになってよかったね! バイバイ!」と手を振って、最後までステキな笑顔で子どもに接してくれました。
その公園では、子どもを放置しておしゃべりばかりしている保護者がいて困ったことや、嫌な経験をしたことも多くあった私。今回出会ったパパは、見た目が個性的で最初はびっくりしましたが、子ども思いなとてもステキなパパで、そのギャップにいい意味で驚きました。
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著者:山口花
田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。