義母が泊まりにくる!
夫の実家は、私たち夫婦の家から新幹線で2時間ほどの遠方にあります。そのため、義母がこちらにくるときにはわが家に泊まることがお決まりでした。
義母が泊まりにくるとなると、やることがたくさん出てきて、私にとっては一大イベント。例えば、滞在中の食事の用意、部屋やトイレ、風呂場の掃除、布団の用意など……。やることを考えるだけで、私は気分が重くなっていました。
「気をつかわなくていいから」
しかし、夫は義母がくることについてなんとも思っていない様子。「気をつかわなくていいから」と言いますが、なにも準備をしないわけにはいきません。夫も夫で、お風呂のタオルを用意したり、事前に義母が使う用の布団を干したりなど、泊まりにくる準備をしてくれることはあるものの、自分が考えた準備が終わるとそれ以外はそっちのけ……。
「ほかに手伝うことはないか聞いて、もう少し手伝ってくれてもいいのにな」と思っていました。
夫にやることリストを提示
準備のなにが大変なのか、夫はいまいちピンときていなかったようで、私は義母が泊まりにくる当日の朝、夫に「やることリスト」を提示するようにしました。
そのリストを見て、夫はようやく義母が泊まる前には、家の掃除をしたり、食事の用意をしたりしなくてはいけないということに気がついたようなのです。夫はあたふたしながらも私が提示した「やることリスト」を見て準備を手伝ってくれました。
そして無事に義母の滞在が終わり、義母が帰った後、夫がぽつりと「きてもらうのも準備が大変だね」とひと言。夫の言葉を聞いて、準備の大変さをようやくわかってもらえた……と感じて、私はうれしくなりました。
今回の件で相手になにかしてもらいたいときには、それを明確にして提示することが有効だと学びました。きっとわかってもらえるだろうと暗に期待ばかりするのではなく、なにをしてほしいのか夫婦で共有し合っていきたいと思います。
著者/nanoka22
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