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「出産は生理痛より何倍も痛い」母に言われ、ずっと我慢してきた私が「あるもの」を使うと?

大事なものだとわかってはいるものの、わずらわしいと感じることも多々ある生理。生理歴20年以上の私がこれまで生理の憂うつをどのように対策していたかをお話しします。

「出産は生理痛より何倍も痛い」母に言われ、ずっと我慢してきた私が「あるもの」を使うと?

 

「痛みに慣れなきゃ…」鎮痛薬を避けていた日々

私は生理痛がものすごく重いというタイプではありません。腹痛・倦怠感など体に起こる不快な症状はありますが、程度としては一般的かなと思っています。そのため、生理痛がつらいときでもなるべく鎮痛薬を飲まないようにしていました。

 

なぜなら、初潮を迎えたころに家族から「将来赤ちゃんを産むときは生理痛の何倍も痛いから、薬は飲まずに痛みに慣れておいたほうがいいよ」とアドバイスを受けたからです。なるほどと思い、私はそのアドバイスをずっと守ってきました。

 

社会人になると…

動けないほどの痛みではないため、学生時代は薬なしでもなんとかやってこれたのですが、働き始めてからはそうもいきませんでした。

 

生理痛がある状態だと、業務に集中できず支障をきたすように。このままではまずいと思い、生理歴10年以上にして私は初めて鎮痛薬を服用しました。すると痛みがあっという間に引き、びっくり!

 

現在は出産時も無痛分娩という方法もありますし、我慢してまで痛みに耐える必要なないのかもしれないと考えるようになりました。

 

生理痛を軽くするために私が試したことは

社会人になって生理痛がつらいときは鎮痛薬を服用し始めましたが、それで薬がないと困るという状態は避けたいと考えていました。薬に頼らずとも生理痛を軽減する方法がないか調べると、おなかを温める方法を知った私。

 

私の場合、とにかく腹痛が強く出るので、仕事中はおなかのあたりにカイロを貼るようにしました。

 

すると、じんわり温かさが伝わりなんとなく痛みが和らぐような感覚が。外出時は目立たないようカイロを利用していますが、自宅にいるときは2Lのペットボトルにお湯を詰めたものをおなかに当てたり、生理中は積極的に湯船に入り体を温めたりしています。

 

 

今は子どもがいて、独身時代のように自分のことだけ考えられる状況ではありません。だからこそ自分の体調は、つらくなる前にしっかりとケアしなければ、と考えています。ずっと修行のように痛みに耐えていましたが、痛みを和らげることの大切さを知ってからは生理の憂うつが少しだけ晴れたように思います。

 

著者/新川ゆうき
イラスト/sawawa
監修/助産師 松田玲子

 

 

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