保育園にいるときにけいれんを起こし、救急車で搬送されたヒカリちゃん。そして、サチさんが病院へ行くと、保育園の先生たちが保育園での様子を話してくれました。ヒカリちゃんはお昼寝中だったため、どのくらいけいれんしていたか全容が把握できなくて救急車を呼んだというのです。
そして、サチさんは看護師さんに呼ばれてヒカリちゃんの元へ。診察はすでに終わっていて、もう帰宅できるとのことでした。
保育園の先生、病院の先生方、職場の人たち、そして両親。「みんなの支えがあって、今のわたしたちがいる」このときサチさんはそう強く思ったのです。それと同時に、肩の力が抜けていきました。
支援級か通級か…
※ 誤)検診 → 正)健診
そして、ある日の定期健診で主治医の先生に「早めにリハビリを始めてみないか」と言われ、ヒカリちゃんはリハビリを始めることになりました。
すると、少しずつ日常生活の基本動作が自分でできるようになってきたのです!
園の友だちにも恵まれ、みんなと同じカリキュラムでの生活を送ることができたヒカリちゃん。月日は流れ、年長さんになりました。
あるとき、きいちゃんママから「ヒカリちゃんの小学校からの進路。どう考えている?」と聞かれたサチさん。
まだ何も考えていなかったサチさんは、きいちゃんママの話を聞いて支援学級のことを考え始めるようになったのです。
◇ ◇ ◇
年長さんになったヒカリちゃん。もうすぐ小学校入学の年に近づいてきました。みんなと同じ学級に進むか、それとも支援学級に進むか考えなければいけません。サチさんはどちらにするか悩んでしまうかもしれませんが、近くに同じ境遇の相談できるママ友がいてよかったですね。