つむ田さんは泣きながら自分じゃないと否定するのですが、先生は最後まで信じてくれず……。さらに、先生はこの件をお母さんに電話で共有してしまうのでした。
そして後日、先生とお母さんは面談をすることに。説明を聞き、納得できなかったお母さんは反論するのでうが、先生は「娘さんしかあり得ないと思う」と主張。
そこまで言うには何か理由があるのでは? と思ったお母さんは、別の角度から質問をしてみることに……。
すると、先生はつむ田さんが犯人であるという動機を話し始めたのですが、それはつむ田さんの成績が振るわなかった腹いせに、成績優秀な良子ちゃんをいじめたのでは? という先生の憶測の考えだったのです。
「成績でしか生徒を見てない」先生の考えがハッキリ分かって…
話しを聞き、生徒のことを成績でしか判断していない
先生なんだと悟ったお母さん。
「残念です……」
そう言うと、お母さんは自宅でつむ田さんが
勉強を頑張っていたことを説明。
しかし、先生の反応は残念なものでした。
「へ……張り切って……ましたか?」
その発言にさらにイラッとしながらも、
お母さんは続けます。
「確かに成績は伸び悩んでいたものの、
授業に遅れることはなかったはずです。
そこを先生に気付いてほしかった」
しかし先生の反応は薄く、
「気付きませんでした。
つむ田はお家では頑張ってるんですね」と、
嫌味な言い方で返答。
さらに、お母さんのことを無理矢理褒めると、
「それならお願いがあります!」と言い出し、
突然頭を下げ始めたのでした。
お母さんの説明も、先生には全然響いていない感じですね……。塾の講師の仕事が忙しかったのか、生徒の頑張りを成績以外で見るという意識がそもそもなかったのかは分かりませんが、先生の目にはつむ田さんはやる気のない生徒に映っていたようなので、何だか切ないですね。