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「この家、いつも臭いね」外にまで漏れる悪臭…義父母の介護の果てに #虐待をしていた義両親との付き合い方 58

【虐待をしていた義両親との付き合い方 第58話】過去に血のつながらない娘に虐待をしていた義父と認知症を患う義母が暮らす敷地内に住むチャト子さん家族。義父母の生活が破綻してゴミ屋敷となったことで2人の介護生活が始まります。腰の手術を受けて無事に退院した義父は義母と再会し、無事に自宅へ帰りました。その後は、義母はデイサービスへ通い、義父は介護サービスを受けるようになりました。

 

ある日、チャト子さんが義父母の家を訪ねると、珍しく頭痛がすると言って寝込む義父。薬を飲むよう提案すると、「病院へ連れてってくれ!こんな痛みは初めてだ!」と言われたため、チャト子さんは義父を連れて病院へ急行。しかし、診察の結果は“普通の頭痛”。薬を飲んだら治った義父へ、「病院へ行く前に痛み止めを飲んでくれたら……」とチャト子さんが言うと、「今まで生きてきて、1度も体のどこかが痛くなったことがない」と驚きの発言をしたのです。

 

義両親が日々衰え、古い家までも異臭がし始め…!?

虐待をしていた義両親との付き合い方 58

 

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「義父に痛覚がないのでは……」と思ったチャト子さんですが、「まさかね……」とこのときは深くは考えませんでした。そんな義両親は、大怪我や病気を患ったこともあり、2人とも衰えていく日々。状況が良くなることはなく、ついに介護を始めたときから覚悟していた“下のお世話”も始まりました。

 

さらに義父母はデイサービスを嫌がり、特に頑固な義父はたまにしか行かないため、入浴もさせられず困っていました。この時期にもう1つチャト子さんを悩ませたのは、家の異臭問題。腐敗臭や汚物の臭いとは異なる独特の臭いがするようになり、掃除や換気をしても外に漏れ出ていたようで、これにはお手上げ状態でした。

 

その後、義父は新たな病気が見つかり、入院を繰り返していたのですが……。そんななか、義姉が義実家を頻繁に出入りするようになったのです。

 

以前義父が入院していた際、入院のサポートはせず、義母にだけ会いに来ると宣言した義姉。義姉は義父と血の繋がりがなく、幼いころに虐待を受けていた過去があるため、義父の留守をあえて狙っていたようでした。理解し合えると思った義姉だからこそ、これからの家族のことを一緒に考えてもらいたいですね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターチャト子

    2人の子どもを育てるアラフォー主婦。元フリーデザイナー・飲食店経営(火災に遭い休業)。リアルでは人に話せないような実体験などを漫画のネタにして昇華しています。

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