ある日、チャト子さんが義父母の家を訪ねると、珍しく頭痛がすると言って寝込む義父。薬を飲むよう提案すると、「病院へ連れてってくれ!こんな痛みは初めてだ!」と言われたため、チャト子さんは義父を連れて病院へ急行。しかし、診察の結果は“普通の頭痛”。薬を飲んだら治った義父へ、「病院へ行く前に痛み止めを飲んでくれたら……」とチャト子さんが言うと、「今まで生きてきて、1度も体のどこかが痛くなったことがない」と驚きの発言をしたのです。
義両親が日々衰え、古い家までも異臭がし始め…!?
「義父に痛覚がないのでは……」と思ったチャト子さんですが、「まさかね……」とこのときは深くは考えませんでした。そんな義両親は、大怪我や病気を患ったこともあり、2人とも衰えていく日々。状況が良くなることはなく、ついに介護を始めたときから覚悟していた“下のお世話”も始まりました。
さらに義父母はデイサービスを嫌がり、特に頑固な義父はたまにしか行かないため、入浴もさせられず困っていました。この時期にもう1つチャト子さんを悩ませたのは、家の異臭問題。腐敗臭や汚物の臭いとは異なる独特の臭いがするようになり、掃除や換気をしても外に漏れ出ていたようで、これにはお手上げ状態でした。
その後、義父は新たな病気が見つかり、入院を繰り返していたのですが……。そんななか、義姉が義実家を頻繁に出入りするようになったのです。
以前義父が入院していた際、入院のサポートはせず、義母にだけ会いに来ると宣言した義姉。義姉は義父と血の繋がりがなく、幼いころに虐待を受けていた過去があるため、義父の留守をあえて狙っていたようでした。理解し合えると思った義姉だからこそ、これからの家族のことを一緒に考えてもらいたいですね。
チャト子さんの体験談マンガは、ブログからも更新されています。ぜひチェックしてくださいね。