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40過ぎで再婚した相手はモラハラ男だった!人格否定に暴力もあり110番通報…モラハラ夫との離婚記

私は現在バツ2のシングルマザーです。2度目の結婚をするまでは、ちまたでよく聞くモラハラ気質という人は私の人生に関係ないと思っていました。1度目の離婚から8年ほどたち、めでたく40過ぎで再婚。と思いきや、なんと再婚した相手はモラハラ男でした。籍を入れる前になぜ気が付かなかったのかが本当に不思議です。お話の通じないモラハラ夫と決別し、自由に自分の人生を生きることができるようになった私の体験談です。

 

モラハラ夫の対応を考えていたときに妊娠…

マンガ

 

 

マンガ

 

 

とても良い人。でもなんとなく違和感が…

元夫と出会ったころ、私は高校生の息子1人を育てるバツ1のシングルマザーでした。なれ初めは「息子の相談」というよくある恋の始まりです。話を聞いてくれるし気取らないし、とても気分が安らぐラクなお付き合いをしていました。

 

しかも仕事の社会的ステータスも高かったのです。元夫の知り合いは、誰もが「この人は良い人」と口をそろえて言いました。付き合い始めて数カ月後、息子の許可を得て同居をスタート。その後入籍しました。

 

思い返せば、同居を初めて1カ月を過ぎたころから何やら不穏な言動がちらほら見え隠れするようになってきたように思います。そのときは、私も息子も身勝手なところがあるし、私たちのためを思ってのアドバイスなんだなと考えていました。

 

しかし何度か人格否定をされた際に、結婚の取りやめを考えたこともあったのです。でも、「周囲にも結婚を報告してしまっているし、結婚したら経済的にもラクになりそう」といった、今考えたらどうでもいい打算に負け、感じていた違和感を見ないフリをしてしまいました。

 

挙句の果てには、ちゃんと話し合えば理解し合えるはず、理解してもらえない話し方をする私が悪いのかもなんて思っていました。私、おめでたい!

 

対応を考えていた矢先、42歳で妊娠…

今までに経験したことがない違和感を持ちながらも入籍。そして元夫は徐々に、「とにかく私と息子を支配したい、家庭の中で王様になりたい」という欲望をあらわにするようになりました。

 

話し合いによる価値観のすり合わせを幾度となく試みましたが、まったく話がかみ合いません。何の前触れもなく数週間無視をされたり、人格を否定されたり、何かあれば悪いのは全部私

 

そんな日々が1年ほど続いたある日、これがモラルハラスメントという行為であることを偶然知りました。なるほど! 合点がいった! この人は初めから話し合いによる価値観のすり合わせという思考は持ち合わせていないのだと。

 

さて、どう対応していこうかと考えていた矢先に、なんと42歳で妊娠したのです。われながら何でもアリの人生だなと感じました。43歳で無事に娘を出産。子どもができればモラハラもなくなるかもなんて淡い期待はもちろん崩れ去ります。産後の体調不良にも理解を示さず、夜の営みもしつこく要求してきました。このころから本気で「離婚」の二文字が頭をよぎるようになりました。

 

娘が1歳を迎える前、口だけではなく手も出てくるように。ある夜、意を決して警察へ110番通報し無事別居することができました!

 

 

モラハラ夫の欲しいものを提示して離婚成立!

話の通じない人と、どうやって離婚しようかと考えました。調停や裁判も視野に入れ、無料の弁護士相談を活用しながら計画を練るように。

 

元夫が欲しいもの、それは世間体と娘との面会でした。それであれば、私はDVの告訴や周囲への悪口など、元夫の仕事の邪魔をするようなことはせず、しっかり稼いでいただいてしっかり養育費をいただくことを考えました。

 

私は元夫と縁を切るけれど、娘とは親子関係のため縁が切れません。また、私と元夫の関係にかかわらず、元夫は娘にとっては大好きなお父さん。娘に手を挙げることはしないと判断し、かなり自由な面会規定を提案しました。もちろん、娘と定期的に面会することで愛情が薄れる可能性も減り、養育費も支払いをしてくれるだろうとの目論見もありました。

 

話が通じない人との離婚協議はかなり根気のいるものでしたが、娘との面談条件が良いことと裁判をしてでも離婚するという私の決意が伝わり、別居から半年でなんとか離婚成立にこぎつけることができました。

 

万一、元夫との話が決裂した場合にはすぐさま弁護士を立てようと考えていたのですが、私の場合は協議に応じてもらえたことで弁護士を立てる必要がなくなりました。おかげで、弁護士に依頼した場合にかかると予想していた総額300~500万円ほどを費やさずに済み、経済的に助かりました。

 

まとめ

人生の選択を他人任せにしてしまうと、後で軌道修正するのに苦労するものだと学びました。元夫は、結婚前は日々の愚痴を聞いてくれたり、息子の相談相手になってくれたり、私の心の隙間を埋めてくれました。そして、愛娘を授かったのも元夫のおかげです。このようなことには心から感謝しますが、私と息子の人格を否定して支配しようとすることには同意できませんでした。

 

そして2度の離婚で私が大切だと思ったことは、自分の稼ぎで食べていけるようになること。離婚だけではなく、人生はいつ何が起こるか予測不能です。どんなことも自分の意思で選択し、その結果の責任も自分で取れるようになることが自由に生きることなのだと感じました。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

マンガ/山口がたこ

 

 

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著者:トラノコ

23歳と5歳の子を持つバツ2のシングルマザー。子宝に恵まれたが、結婚生活が上手にこなせない。お姑さん達とは今でも仲良し。現在、子どもたちと気楽に暮らしている。

 

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