「赤ちゃん連れは無理だよ?」自覚が足りないパパ
生後6カ月を過ぎ、息子がようやくずりばいをして遊ぶようになった夏。夫が勤める会社の先輩から「同僚の家族数組で海遊びとBBQをするから、家族で来ないか」とお誘いがありました。
私は「息子を抱えてお手伝いはできないから行けない」と断るよう伝えます。しかし夫は、「先輩の奥さんが保育士をしているから、子どもの面倒を見てくれるよ」と、どうしても参加したがるのです。先輩の家族には子どもが3人おり、いくら保育士とはいえ、自分の子どもを見ながら他人の子どもまで気遣うのは難しいはず……。困った私は、夫ひとりで行くように勧めますが、夫は頑なに受け入れてくれません。コロナ禍で結婚、出産に至った私たち。妻と息子を先輩たちに紹介する機会がなかったこともあり、夫はどうしても家族でBBQに参加し、大好きな息子を先輩に紹介したかったようでした。
結局、私が断り続けるうちに、先輩への返答期日が訪れ、夫は泣く泣く参加を諦めることに。最初は「行きたかったのに」と悔やんでいた夫でしたが、お誘いに断りを入れた際、先輩から「奥さんの言う通り! 誘ってごめんなさい」と言われ、我に返ってくれたようです。私ももっと何がダメなのか具体的な例を挙げて納得してもらえばよかったと思っています。今後また同じような場面に遭遇した際は、お互いきちんと納得できるまで話をしようと思います。
著者:木村メイ/女性・ライター。2歳の息子を育てるママ。自分に育児は向いてないと思いながら子育てをしていたが、最近やっと楽しいと思うようになり自信を持ち始めた。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています