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墓じまいはしたものの…どうする!? 私たち夫婦の将来のお墓 #墓じまいできるかな? 最終話

「墓じまいできるかな?」最終話。人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、実家と義実家の墓じまいに奔走するマンガ。実家や義両親のお墓問題を受け、将来自分たちのお墓は残さないことにしたという和田さん。お墓を残さないとは言っても遺骨や遺灰をどうするかなど考えておかなければいけないことがある中で、和田さんが見つけたものとは……。


実家や義実家でのお墓問題を受け、自分たちの将来のお墓について考えた和田さん夫婦。

 

和田さんは子どもたちの負担にならないようお墓は残さないという選択をしたものの、どうすべきかは家族で考えるべきだと思ったそうです。

 

将来自分たちはどうする?

夫の祖母が勝手にお墓を購入し、夫の両親や私たちが入るつもりは一切ないので今後使うことのないお墓ができてしまいました。しかし、夫の母が墓じまいに奔走してくれたことにより、私たちが管理を引き継ぐ可能性のあるお墓はなくなりました。

 

無宗教で、お葬式やお墓についてもできるだけ簡素に、娘たちの負担にならないようにとの意見で一致している私たち夫婦。樹木葬などにしてどこかに埋めてもらえば、問題は解決! と思ったのですが……。

 

#墓じまいできるかな?最終話

 

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#墓じまいできるかな?最終話

 

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お墓がないならないで、別であれこれ考えなくてはならない、ということに気付かされました。

 

車で1時間くらいのところに樹木葬をおこなっている墓地があり、漠然と「あそこでいいのでは?」と思っていました。

 

しかし、調べてみると一区画の使用料を払って複数人一緒に埋葬できるプランや、個別に永代供養にするプランなど分かれていて、金額もいろいろ。

 

一区画を使用する形だと年間管理料をずっと払い続けなくてはならず、また運営しているのも神社だったので、全体的に「これだとどこかのお寺の檀家になるのとあまり変わらないのでは……」という印象でした。

 

他にも樹木葬をおこなっているところはいくつかあるものの、金額も運営している団体もいろいろ。適当なところに埋葬してあとでもめたり後悔したりしたらと思うと、思ったより難しい選択だと感じました。

 

そんな訳で、今のところ将来の「お墓」をどうするか具体的には決まっていません。夫と私は海洋散骨でもいいなあと話をしていますが、また考え方も変わるかもしれないし、親や子どもたちの希望はまた別かもしれません。

 

とはいえ後回しにせず、近いうちにもっと具体的に家族で話し合っておこうと、改めて思っています。

 

 

お墓は自分自身だけではなく、子どもや親戚などいろいろな人に関わってくる大きな問題。和田さんは自分たちなりの「墓じまい」を終え、今度は自分たちが死んだ後のお墓問題を考えるようになりました。樹木葬や海洋散骨などさまざまな弔い方を調べ、家族みんなが納得できるような弔い方を模索していくようでした。和田さん一家にとってぴったりな弔い方が見つかるように願っています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター和田フミ江

    姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。著書に「お母さんまであとすこし!」(ベネッセコーポレーション)、「おうちクエスト」(竹書房)など。

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