履歴書の免許・資格欄に書けるのは運転免許だけ
パートで働くにあたり履歴書を書いたとき、私が履歴書の免許・資格欄に書けるのは、運転免許だけでした。この先ずっと働き続けなければいけないのなら、せめて何か資格を取りたい。たまたま私の住んでいる地域には近くに大学がいくつかあり、公共図書館も近くにあったため、本が好きな私は図書館司書の資格を取ることにしました。しかも大学の通信教育です。
過去に通信教育をしていたことがあったのですが途中でやめてしまった私は、続けられるかまったく自信がありませんでした。すでに40歳半ば、年齢的に学習したことが頭に入ってくるかも不安でした。
47歳で図書館司書の仕事に就くことができた!
家事、子育て、パートをしながらの自宅学習は、思った以上に大変でした。レポートを書くなんて短大以来、25年ぶりです。それでもなんとか在籍可能な期間である2年間で単位を取り、無事に図書館司書の資格を取ることができました。最後までやり遂げることができたのは、最愛の母が亡くなったことが大きかったと思います。
母は私が資格を取ることをとても応援してくれていました。そんな母のためにもという思いが支えとなって、諦めずに頑張ることができたと思っています。一つ大きな目標をクリアし、そのタイミングで運よく図書館司書の仕事に就くことができました。もう50歳も間近、47歳のときです。こんな自分でもやればできるんだと、自分に自信を持てるようになったと思います。
チャレンジした先にあるものが見たい
そして今は、心理カウンセラーになるための勉強をしています。カウンセラー養成のための講座に、月に2回ほど通っています。私は子どものことでとても悩んだ時期があるので、カウンセラーの資格を取って、子育てに悩むお母さんの心が少しでもラクになるためのお手伝いをしたいと思っています。
できるかどうかなんてわかりません。でもチャレンジすることで、学べることがたくさんあります。かけがえのない仲間がたくさんできたり、今まで考えもしなかった新しいことに挑戦したくなったり。50歳という年齢でうれしいことや楽しいこと、感動すること……そんな経験をすることができるなんて思ってもいませんでした。もちろん焦りや迷い、不安もあります。でも、それ以上に得るもののほうが大きいと感じています。
まとめ
もう年だからとか、こんな年になってとか、自分に制限をかけているのは自分だということに気付きました。何もなかったからっぽな自分に、少しずつパズルのピースをはめていくような感覚です。人生一度きり。これからもやりたいことにチャレンジしながら、いくつになってもキラキラ輝いている自分でいたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:nao
パートで働くアラフィフ主婦。更年期の悩みや加齢による悩みに向き合いながら、自分自身が少しでも快適に過ごせる方法を日々模索中。