やさしい義母は出産後の手伝いを買って出てくれたけど…?
結婚5年目に待望の第1子を妊娠。「生まれたら家のことは任せてね!」 というやさしい義母に「この人がお姑さんでよかった」 と思いました。その後、無事に娘を出産したものの、育児に追われる日々でまともな食事もとれません。仕事が忙しい夫に頼ることはできず、近所に住む義母に甘えることに。
さっそく夕飯作りを提案してくれた義母。出来上がるまで仮眠させてもらいながら、義母のおいしい手料理を堪能しました。しかし、ふと台所を見るとそこには目を疑う光景が! シンク周りは水が飛び散り、床には食材の切れ端が散乱。使用済みの調理器具は無造作に放置されたまま……。荒れ果てた台所にぼうぜんとしましたが、「初めて使う台所は使い勝手が悪かったのかな」と自分を納得させました。
義母は食事後も片づけをしてくれる様子はなく、ひと段落ついたところで義母は、そのままわが家を後したのです。結局、泣いている娘を横目にひとり片づけをするしかなく、手伝いに来てもらったはずなのに、家事が余計に増えて大変な1日となりました。
後に夫から、義母はかつてバリバリのキャリアウーマンで、料理はできるものの片づけは不得意だと知らされました。夫に対して「先に言ってよ……」 とも思いましたが、義母が私や娘をかわいがってくれているのは事実。義母の親切心を無駄にしたくはなく、この件以来は買い物や娘の世話といった、家事以外のことをお願いするようにしています。
著者:石川モモ/30代女性・主婦。1歳の娘の母。インドア派で家にいることが趣味。娘は活発でお外遊びが大好き。なので、公園に行くべきかどうか…葛藤する毎日です。
作画:ヒロミンミン
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています