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「羨ましいなぁ」仲がいい友だち家族に嫉妬。否定的な母を持つ少女の切ない本音とは…!? #過干渉な母親 13

【母の「アンタのために」から解放されるまで】第13話。小学6年生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、2歳の妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかり。母はいつも怒っているか泣いているかのどちらかで、家族同士の揉め事が絶えない毎日でした。ぷみらさんが小学校低学年のころ、母に似顔絵をプレゼントした際、「もう少し、生活の足しになるものだったらよかったのに」と言われたことをきっかけに、「母は何を望んでいるのか、母の“正解”は何か」と、自分の気持ちを置いてけぼりにして、母の望むことをしようとする癖がついていました。そして、小学6年生になったぷみらさんは、卒業アルバムに将来の夢を書くことになり……。

ぷみらさんは、将来の夢を“看護師とマンガ家”と書くことに。しかし、母に将来の夢を伝えると、「マンガ家なんて目指したらだめ。もっと堅実に生きなきゃ」と一喝されてしまいます。

 

そんなある日、友だちのかなちゃんの家に遊びに行くと、かなちゃんがお父さんに、「かな、将来はマンガ家になりたい!」と話していました。母に「マンガ家なんか」と否定されたばかりのぷみらさんは、「かなちゃん、そんなこと言って大丈夫?」と焦りますが……。

 

友だちの家族が羨ましい…!

アンタのために13

 

アンタのために13

 

 

アンタのために13

 

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アンタのために13

 

アンタのために13

 

「マンガ家になりたい!」と、お父さんに話したかなちゃんを心配するぷみらさん。

 

するとお父さんは、「かなは絵がうまいもんな!きっとなれる!応援するよ!」と、笑顔で答えました。

 

「夢を応援してもらえて、笑顔で幸せそうで……。いいなぁ。羨ましいなぁ」

「私もお母さんに応援してほしかったな……」

 

ぷみらさんが「マンガ家になりたい!」と母に伝えたときとの反応の違いに、思わず本音が出てしまうのでした。

 

その後、中学生になったぷみらさんは、マンガを描くことをやめてしまいます。その間、家庭の状況は変わることなく、母は家族とケンカを繰り返し、ぷみらさんに愚痴を言いに来る毎日。

 

しかし、中学生になったぷみらさんは、以前のように母の望むかたちで愚痴を聞くことはありませんでした。

 

「部活とか塾で疲れてるから。愚痴は後にしてくれる?」

 

そんなぷみらさんに、「私は家事を頑張っているのに! 聞いてくれたっていいじゃない!」と、母は怒りをぶつけるのでした。

 

 

子どもの夢を否定せず、笑顔で応援してくれた友だち家族の様子を、羨ましく思ったぷみらさん。母に自分の夢を否定されてしまったぷみらさにとっては、当然の感情のように思います。

 

幼いころに「〇〇ちゃんが持っているから、私も買って!」など、自分と友だちの家庭を比べてしまい、親に「うちはうち! よそはよそ!」なんて言われてしまう……といったやりとりは、よくあることではないでしょうか。皆さんは子どものころ、友だちの家庭を“羨ましい”と感じたことはありますか?

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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