友人の言葉にイラッとしてしまい
食べることが大好きな私は、授業の休憩時間やお昼ごはんの時間にお菓子やパンを食べることをいつもも楽しみにしていました。
ある日、いつものようにモリモリお昼ごはんを食べていると、友だちから「最近食べ過ぎじゃない? 豚になるよ?」という言葉が! 私とその友だちは冗談を言い合うような仲なので、いつもだったら「あんたのほうが豚になるよ?」と軽く返すことができます。
しかし、そのとき私は生理中でイライラしていたこともあり、「なんでそんなこと言われなあかんの?」と強く返してしまったのです。
いつものように軽い返答があると思った友だちは、私の予想外の反応にあ然としていました。
友人からの連絡がきっかけで
これまで喧嘩をしたことがなかった私たちは、どのように仲直りのきっかけをつくったらいいかわからず、気まずいまま3日ほど経ってしまいました。
そんなある日、喧嘩した友だちが「今日放課後話せる?」と声をかけてくれたのです。仲直りするなら今しかないと思った私は、その日の放課後、友だちと話すことに。一緒に帰りながらお互いに謝って、無事に仲直りすることができました。
友だちと喧嘩したのはあのときだけ。いつも楽しく言い合っていた冗談がまさか喧嘩につながるとは思っておらず、「これからはほどほどにしようね」と約束しました。
生理中の人との関り方
生理でイライラしたり体調が悪くなったりすることは仕方がないことだと思います。しかし、あのとき、友だちがLINEを送ってくれなかったら、タイミングを逃してずっと仲直りができなかったかもしれません。
いくら仲のいい友だちであったとしても、生理中の関わり方は、よく考えなければいけないなと改めて思いました。生理中でも穏やかに過ごせるよう人との関わり方をこれからも模索していこうと思います。
大人になると、喧嘩になることもないまま交友関係が希薄になってしまうこともあるため、高校時代に仲のいい友人と生理が原因で喧嘩することができてよかった、と今では思います。この出来事が生理中の人との付き合い方を考えるきっかけになりました。
著者/ハラセライ
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子
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