転んだ娘を助けようともせず、去っていくママさんの姿に、あおばさんは思わず声をかけて、初めて挨拶をしました。
すると、「“こんな子と”仲良くしてもらってありがとうございます」という、冷たい返答……。この一部始終を見ていたほかのママさんは「育児放棄じゃん」と呟き、それを聞いたあおばさんはドキッとしました。
数日後の夕方に担任の先生と話すことになったあおばさん。急いで保育園に向かっていると、お迎えに来ていた美空ちゃんママと遭遇しました。
でも、その様子はいつもと違っていて……?!
親子問題は良い方向に解決できると思ったけれど……
担任の先生と話すタイミングができたのは、衝撃の目撃をしてから数日後のお迎えのとき。
その日、珍しく美空ちゃんママとお迎え時間がかぶり、挨拶を交わしました。朝に見かける冷めた表情とは打って変わって、ニコニコな表情を浮かべ、娘さんのペースに合わせて歩くママさん。
その姿を見てあおばさんは少しホッとしました。
そして今までの出来事を担任の先生に話しました。
保育園側は、親御さん全体へ、登園や降園のときはお子さんと手を繋ぐように伝えると約束してくれました。
これで良い方向に進むかと思いきや、育児問題は複雑で難しいものです。周囲が出過ぎた行動をしてしまうと、さらに悪化してしまう可能性があるほどシビアなこと。まずは近くの人に相談して、少しずつ様子を見ていくことが大事だと感じます。