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「男/女はこうあるべし」という義両親の感覚にモヤモヤ…子どもの行動を性別で制限しないでほしい!

義両親は2人とも「男はこうあるべし/女はこうあるべし」と考えているところがあります。それは第2子である息子が生まれてから顕著になりました。その考えは、義両親の言動ににじみ出ることがあります。その言動を目の当たりにすると、私はどうしてもモヤモヤが止まらず……。

「男/女はこうあるべし」という義両親の感覚にモヤモヤ…子どもの行動を性別で制限しないでほしい!

 

 

「男/女はこうあるべし」という義両親の感覚にモヤモヤ…子どもの行動を性別で制限しないでほしい!

 

義実家で仲良く遊ぶ、姉と弟

ある日、義実家にお邪魔したとき、5歳の娘と1歳半の息子は元気に追いかけっこをしながら遊んでいました。それを見ながら「仲が良くていいことだ」とニコニコしながら眺める義両親。私と夫も、仲良く遊ぶ子どもたちを何気なく見守っていました。
 

しばらくして追いかけっこに飽きた娘。部屋にあった女の子の人形で、ごっこ遊びを始めました。それに気づいた息子も娘の元へ行き、今度は2人でお人形遊び。息子は娘をまねて、女の子の人形をあやしたりしていました。

 

人形から息子を引き離そうとする義両親

それを見た義母が、スッと立ち上がって息子の元へ。一緒に遊ぶのかと思って見ていたら、「息子ちゃん、ほら、電車のおもちゃで遊ぼう」と他の遊びに誘うのです。「え? 今2人で仲良く遊んでいるのに、なんでわざわざ?」とモヤッとする私。

義母に誘われても、息子は人形で遊び続けていました。すると今度は義父が「よし、じゃあ息子くんはじいじと恐竜で遊ぼう」と言います。

 

しかしどんなに義両親が他の遊びに誘っても、息子はお人形遊びに夢中です。見ていた夫は「せっかく遊んでいるんだからいいだろ」と言っても、義母は「うーん、でもねぇ」と納得していない顔。

 

 

義父が人形を取り上げて…!?

ついには義父が息子が持っていた女の子の人形を取り上げて、「男の子はこっちだろ」と恐竜のおもちゃに取り替えてしまったのです。息子はキョトンとしたまま渡された恐竜で遊び始めました。その様子を見て、義両親はとても満足げな表情……。


ただ、その一部始終を見ていた私はモヤモヤが止まりません。息子に渡された恐竜を見て、「男の子は女の子の人形ではなく、恐竜や電車のおもちゃで遊ぶもの」という考えを押し付けられたような気持ちになりました。他人に対して性別で判断する傾向がある義両親。その考えが、孫であるわが子たちに影響するのではないかと心配です。

 

 

今は日頃から娘に「女の子だから・男の子だから、という制限はないんだよ」と伝えているためか、娘は性別で物事を分けようとする義両親に対し、「娘ちゃんはこれが好きなの!」と反発しています。また、私は義両親に対しても「うちは性別関係なく、その子のしたいことを尊重します」と伝えていますが、義両親は「そういう時代よね」と理解を示してはいるものの、行動が伴いません。性別に縛られず、ありのままの子どもを尊重したいと強く思った出来事でした。

 

 


著者:山口花

田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。

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    マンガ家・イラストレーターうちここ

    年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。

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