原因がわからない「おなら」が出る
調べてみると、おならの主な原因は食物繊維不足、不規則な食生活などがあるそうです。しかし、私の場合はママ友付き合いだったようです。
実は、あまり言いたくありませんが、次男は幼稚園の入園面接で落ちて保育園に行くことになり、今でも他の子と比べて勉強についていけるか悩んでいます。それでも、小学校に入り、漢字や九九も覚え、彼なりの進歩を見せているのですが……。
私が付き合っているママ友は、長男と同じ習い事で家族構成も把握しており、お互いの家に行き来してランチしたり世間話をする仲でした。しかし、次男が幼稚園に落ちたときにそのママ友から言われた「でも普通に見えるのにね」の言葉に正直モヤモヤしました。他意はなくても、「普通に見えるけれど普通じゃない」という真意をくみ取ってしまったためです。
公園で遊んでいたときに、そのママ友の知り合いママからも「この子が〇君? へえ~」と言われた言葉にもモヤモヤしていました。顔が広いおしゃべりのじょうずなママ友でしたから、きっと、次男が幼稚園に落ちたことを知り合いママに吹聴していたのではないかと思いました。
というのも、長男の習い事で会うたびに「最近、〇〇君はどうなの?」と習い事で付き合いのある長男ではなく、幼稚園に落ちた次男の動向を探ってくるからです。「楽しく通っているよ」と肯定的な発言をしても「でも登園をしぶって泣いたりしないの?」とか、「でも他の子と比べて成長はどうなの?」とか。きっと純粋な興味なんでしょうが、この「でも」の返しも嫌でした。
そんなときに、胃がきゅっと縮まるような感じがして、おならが出そうになります。自分の子どものことを探られるタイミングで必ず胃の不調やおならが出そうになったので、自分自身でも話すのがストレスなんだとうっすら感じてはいました。
ただ、会えば明るい話題豊富なママ友で、ご自身からPTAに立候補されるような方でもあったので、付き合いは続いていました。
待ち時間なしで悩みもなくなった
そんな生活が激変することになりました。そのきっかけとなったのがコロナ禍です。習い事で待ち時間に話すことが禁止されたのです。話すことだけでなく室内で待っていることも禁止。
一部、外で待っている人もいましたが、夏は暑く冬は寒いので、良いタイミングかもしれないと思い、わが家は送り迎えするだけにシフトチェンジしました。ちょうど仕事も家事も忙しかったので、料理を作るなどと言って待つことをやめたのです。
そして、タイミングが合えばテレワークの夫に迎えに行くようにお願いしたりもしました。もともと、深海で漂うようにひとりでいるのが好きな私。それではいけないと思ってママ友付き合いをしてきましたが、コロナ禍のタイミングがちょうどよかったので距離を置くようにしたのです。
すると、おならの悩みがすっかりなくなりました。都合が良いもので、おならの悩みがなくなってからは、体調の悪さについてまったく気にすることがなくなり、「あれ? 最近、おならで悩んでない!」「やはりストレスだったのかな」とのんきに気付きました。
「おなら」は原因不明のままで曖昧に
他人の子の動向が気になるママ友の存在がつらかったのかもしれません。特に幼稚園に落ちたなんてネタになりそうでしたし……。他のママに言いたくなる話題でもあったのだろうと感じます。
でも、おならの原因ははっきりとわかったわけではなく、習い事で待つ部屋が寒かったり暑かったりして環境が悪かったからなのかもしれません。自分自身の胃腸の調子が悪いだけとも考えられます。そのあたり、ストレスなのかどうかは原因を探らずに、曖昧なまま過ごしています。
ママ友でも学歴も違えば、考え方も違う相手。まったく同じ価値観というのも難しいのかもしれません。どちらにしても、今はコロナ禍をきっかけに静かに暮らしています。私は仕事もしているし、ネットでの友人もいるので無理にママ友付き合いせず、適度な距離感やマナーを守った関係が居心地良いと思っています。
まとめ
言いたくない自分の子どものことを詮索されることにストレスを感じていたかもしれない私。ネットで、ストレスでおならが出るのは自律神経のバランスが崩れるからとありました。この1件で、私はあまりママ友付き合いがうまくない人間なんだな、と自分の欠点を認めてあげようと思いました。
それでも、自覚ないままに自律神経のバランスが壊れ、日常生活が送れなくなってしまうほどになってからだと、修復不可能になるかもしれません。早めに距離を取れてよかったのだと思うようにします。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/村澤綾香
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著者:Kumiko3
夫と小学生2人の4人家族。Webライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!