ジロウ君ママは、Aママが持っていた限定品のブランドバッグに目を留めて、周りが引くくらい質問責めにしました。その場にいたママ友の1人が見かねて、ジロウ君ママを注意したのですが、Aママは「むしろ、興味を持ってくれて嬉しい」と応えたのです。助け舟を出してくれたママ友にもこっそりお礼を言ったのですが、周りには八方美人に写ってしまい……。
一方、かばってもらったジロウ君ママは、Aママに執着し始めました。他のママ友と話していても、Aママを見つけると他のママ友を無視してダッシュ!異様な光景でしたが、Aママとジロウ君ママ2人の問題なので、周りは何も言えませんでした。
Aママの怒り
ジロウ君ママがAママを見つけるとダッシュするという日々が続く、年長さんの秋。
その日は、年長の子どもたちが小学校へ行き検診を受ける、就学前検診がありました。
無事に検診が終わり、同じ幼稚園のママ同士で「誰と同じクラスかな〜」なんて盛り上がっていると、
ジロウ君ママは「いちこ(ジロウ君のお姉ちゃん)は、Aちゃん(Aママの子)と一緒だと思う!」と言い出しました。
あるママ友が「それはわからないよ〜」と言うと……、
「学校の先生に同じクラスにして」ってお願いしたもんと言うジロウ君ママ。
すると「いい加減にして!!!」と、これまでに聞いたことがないような怒声が響きました。
検診の場で「仲が良い友達と一緒のクラスにして欲しい」なんて要望はアリなのでしょうか。まだ、トラブルがあったから、クラスを分けて欲しいと伝えるのは分かりますが……。皆さんは、就学時検診でどんな話をしましたか?