その夜、帰宅した夫にお母さんは塾での一件を話すと、今通っている塾をやめたほうがいいのでは? と相談。しかし、次第に塾代のことで言い合いになり、夫婦ゲンカに発展したのです。
その様子をじっと見ていたつむ田さんは、「もう何があってもお母さんには言わないようにしよう」と決意。そんなある日、塾長から電話がかかってきました。
電話の内容をこっそりと聞いていたつむ田さんですが、なんだか不満そうな表情を浮かべていました。その理由とは一体……?
本当のことをお母さんに言いたいのに、言えなくて…
お母さんの電話の安心した声を聞いて、
表情を曇らせるつむ田さん。
(お母さん、私ね……先生から意地悪されてる)
実際のところ、先生は「つむ田さんに謝罪した」と
言っていましたが、先生からの嫌がらせは続いていたのです。
(塾に行くのがつらい。先生が怖い……)
本当はそうに思っていたつむ田さん。
しかし、この現状を言ってしまうと、
またお母さんやお父さんが揉めてしまうと考えたため、
黙っていることにしたのです。
「頑張る」「頑張らなきゃ……」
そう自分自身を鼓舞すると、
この感情を心の中にしまい込んだのでした……。
先生に意地悪をされているのにずっと我慢していたつむ田さん。本当は涙が出るくらいつらい状況だったのに、両親に気を遣って本当のことを言えずにいました。まだ小学生の女の子が、勉強を教える先生から意地悪をされていたなんて本当にひどい話ですよね。板挟みの状況にいるつむ田さんの心情を思うと、なんとも切ないです……。
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