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「私を思い通りにしたいだけ!」母の呪縛から逃れたい…泣きながら訴える娘に母は!? #過干渉な母親 最終話

【母の「アンタのために」から解放されるまで】最終話。高校生のぷみらさん、専業主婦の母親、父親、妹は、金銭的援助を受けるため、ぷみらさんの祖母(母方)と同居していました。ぷみらさんの母は、祖母や父とケンカばかりで、家族同士の揉め事が絶えない毎日。母は「アンタのために、離婚や家を出ることを我慢している」と、ぷみらさんに嘆いていました。

幼いころ、体の弱かったぷみらさん。高校に入学してから、再び体調を崩してしまいます。母も昔から体が弱く、祖母に否定ばかりされて育ちました。「私はそれが嫌だったから、アンタにはつらい思いはさせたくない」と、母は鍼灸などの治療をぷみらさんに勧めていたのですが、ぷみらさんは以前から、鍼灸が苦手。しかし、母の勧めを断りきれず治療を受け入れ、ある日訪れた鍼灸院で……。

鍼灸院での問診に対して、「来ないと母が泣くので来た」と答えたぷみらさん。すると、「あなたはかわいそう。あなたではなく、お母さんの意思でここに来たのね」と先生に言われます。その言葉をきっかけに、母が主張する「アンタのために」は母自身のためであり、そこに自分の気持ちがなかったことに気が付くぷみらさん。

 

帰宅したぷみらさんは、母に対して感情が溢れ出します。「もう鍼灸には行きたくない!」と訴えるぷみらさんに、「アンタのために言ってるの!」と言い返す母。

 

「それは私のためじゃない!! お母さんはおばあちゃんと同じことしてる!」と、ぷみらさんは涙ながらに訴えます。

 

ぶつかり合う親子。その先には…

アンタのために24

 

アンタのために24

 

アンタのために24

 

 

アンタのために24

 

アンタのために24

 

アンタのために24

 

 

アンタのために24

 

アンタのために24

 

「いつも私のためって言うけど、結局はお母さんのためだよ!!」

「自分の思い通りにならないと私のこと責めるし、泣いたり怒ったりするじゃん」

「お母さんは、そうやって私のことをコントロールしてる!」

 

「もう嫌だ!!」

 

今まで自分の気持ちを押し殺していたぷみらさんは、溢れ出す感情を抑えきれません。

 

「おばあちゃんと同じことしてる……。一番なりたくなかったはずなのに……」

 

自分の思い通りにしようとする祖母に、嫌気がさしていた母。ぷみらさんに指摘されて初めて、自分がわが子に同じことをしてしまったと気が付きます。

 

「ごめんね……」

 

涙する母に、「私もごめんね」とつぶやくぷみらさん。

 

その後、母からの押し付けは減り、「アンタはどうしたいの?」と聞いてくるように。

 

まれに「アンタのために言ってるの!」と言われても、「私は嫌だ」と、ぷみらさんは自分の意思を伝えるようになりました。

 

母のしてほしいことと、自分のしたいことをしっかり線引きする。その大切さを知ったぷみらさんは、「自分の気持ちを大切にして生きたい。私は私の人生を歩みたい」そう誓うのでした。

 

 

「私のために言ってくれているんだから……」と、自分の気持ちにふたをしていたぷみらさん。まだ時折、「アンタのために」と言われることがあるそうですが、母の考えと自身の考えを切り離し、自分の気持ちを大切にするようになりました。親子であっても、それぞれ考え方の違う人間同士。強い絆があるからこそ、今のぷみらさんと母のように、お互いの気持ちを尊重し合える関係性でいたいですね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターぷみら

    HSS型HSP(刺激を求め外交的である一方で、感受性が強く敏感で繊細な気質)のアラサー看護師。Instagramでは、“気にしすぎ体験談”や“HSPあるある漫画”を描いています。失敗だらけだけど頑張って生きてます!

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