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「子どもに100万課金してみた」0歳からの英語教育って正直…バイリンガル計画はいかに?

大学時代、友人と行った海外旅行でまったく英語がしゃべれなかった私。そのときの失敗経験がきっかけで、自分の子どもには英語がしゃべれるようになってほしいと思っていました。娘が1歳になる前に、英語教材の購入を検討。営業担当者から「0歳から始めたら2歳になるころにはペラペラしゃべれる子もいるんですよ」と聞き、思いきって100万円近い教材の購入を決意したのですが、その効果は……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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娘が英語にハマったのはいっときだけ、教材の残念な末路

英語教材に100万円!子どもをバイリンガルにしたくてつぎ込んだ結果

 

 

 

英語教材に100万円!子どもをバイリンガルにしたくてつぎ込んだ結果

 

100万円の大金を支払って英語教材を購入したわが家。娘は、英語でのあいさつや歌、リズムを楽しむようになりました。
 

しかし、娘は2歳になっても日本語の発達が遅かったのです。気になって療育センターに相談してみると、「英語教育を始めるのが早すぎると、日本語の習得が遅れることもありますよ」と注意されました。言葉の発達に影響することは諸説ありますが、マイナスな指摘を受けたことに大ショック! 療育センターの先生からは「日本語の絵本もたくさん読み聞かせてあげてください」と言われ、英語の本よりも日本語の絵本の読み聞かせを頑張るように。

 

そして、3歳になった娘はappleやredなど簡単な英単語は覚えているものの、英語教材に飽きてしまい、今では聞き流しする程度に……。逆に心配だった日本語でのおしゃべりは上達。日本語の発達は、同じ年の子どもと変わらない程度に追いつきました。

 

また役立つ日を願って、大量の教材はリビングの隅に置いています。英語だけでなく日本語の習得にも最初から力を入れなければならなかったと反省した出来事でした。

 

※子どもの早期英語学習について

乳幼児は単語の音と意味を相関させるのではなく、音響分析によって言葉が開かれていくとされています。このことから、子どもの早期英語教育は英語の習得に役立つでしょう。ただ、日本語の習得に影響が出るかどうかはあきらかではありません。

 

 

作画/Pappayappa


著者:向井麻子

3歳の女の子のママ。時短料理がマイブームで、毎日YouTubeでリサーチしています。

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