ソウとレクトの担任の鈴木先生は、奥さんの出産のため、お休み中。しかし、学校へ足を運ぶと、校門の前で鈴木先生に出くわしました。
「先生、学校は明日からじゃないんですか!?」。驚くお母さんに、「明日からなので、準備のために学校に寄るところです」と話す先生。担任不在の中で起きたトラブルに、不安が募っていたお母さん。話せると思っていなかった鈴木先生に会えた安堵感から、へたり込んでしまい……。
担任に事情を説明すると…
「先生、お休み中に申し訳ないんだけど、耳の穴かっぽじって話を聞いてもらってもいいですか?」
休みが明ける前に、学校に準備のため訪れていた担任の鈴木先生。お母さんは、ソウとレクトのトラブルについて説明しました。
「え……。ぼくのいない間に、そんなことが……!?」
「ソウは身に覚えのないことを自分のせいにされて、困惑しています」
「ソウに殴られて頬が腫れた」と、教頭先生に嘘の説明をしたレクト。
「ぼくもソウくんのことはよくわかってるつもりです。その話、ぼくに任せてもらえませんか? 必ず明確にしたいと思います」
心強い言葉をかけてくれた鈴木先生を信じ、お任せすることにしたお母さん。
学校に戻る鈴木先生に、「お母さんも教頭先生に話されますか?」と聞かれますが、鈴木先生を信頼し、帰宅することにしました。
日頃からわが子を見てくれている担任の先生に、事情を説明できたお母さん。担任不在の中でのトラブルに、とても不安な思いをしたのではないでしょうか。親は学校の先生を信頼し、わが子を預けています。お母さんが鈴木先生に任せたように、"頼りになる”と思える先生に出会えると、親も安心できますよね。