レクトの小6の姉・メコちゃんと同級生であるミミちゃんのお母さんは、「あの家族、普通とは違うので、知っておいたほうがいい」と気にかけてくれたようです。
ミミちゃんのお母さんは、メコちゃんとのトラブルについて話してくれました。ある日、ミミちゃんは、「隣町の公園で遊ぼう。お店にも寄りたいからお小遣いを持って行こう」と、メコちゃんに誘われたそう。お店に着くと、メコちゃんに「お金が足りないから買ってほしい」と頼まれたミミちゃん。「それなら買うのをやめよう」と断ると、「買ってくれないなら、とるしかないね」と言われ……。
目の前で友だちが万引き…!?
メコちゃんとのトラブルについて、説明してくれるミミちゃんのお母さん。
「あんたが買ってくれないなら、私は万引きするから」
「やめて、やめて」と必死で訴えるミミちゃんの目の前で、メコちゃんは商品をポケットに入れようとします。
ミミちゃんは、「その場に一緒にいる自分も、罪に問われるのではないか」と不安になり、メコちゃんに言われるがまま、お金を出してあげました。
そんなミミちゃんに、「ビビってんなよ」とほくそ笑むメコちゃん。
そして、その後もメコちゃんはミミちゃんを連れ回し、ある日とうとう、人が来ないような路地裏で……。
「ミーミーちゃん! お金ちょうだい」
と金銭を要求したのでした。
万引きする友だちを止めようと必死なミミちゃんの気持ちを利用し、商品を買ってもらったメコちゃん。ミミちゃんのお母さんは、このことを知ったとき、心配でたまらなかったのではないでしょうか。子どもが犯罪に絡むようなトラブルに巻き込まれそうになったとき、どうすればいいのか、親として教えられることを考えさせられるエピソードですね。