額に汗が浮かぶほどの暑さで起きる日々
平熱が35度5分の私は真夏に冷房を使わずに眠るとき以外で、寝汗をかいた経験はありませんでした。
むしろ寒がりで、真冬は温かい素材のパジャマを着て、靴下をはいて眠ることも多々あるほどです。
しかし40代後半になってから、眠る際にストーブを消して室温が11度前後になっていても、寝汗が額に流れるのを感じて目覚めるようになりました。毛布や掛布団を一度取り除き、汗を拭いて体を冷やさなければ眠れないほどのホットフラッシュに見舞われたのです。
寝汗で目覚めるのはなぜ?
冷え性の私は手足の先が冷たいことで、なかなか寝付けない日も少なくありません。そんな夜でも体が熱くなり、寝汗で目が覚めてしまうのはなぜなのか、疑問に思いました。
更年期の寝汗について調べたところ、女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで、自律神経が乱れていることが原因のようでした。
婦人科を受診してホルモン剤を処方してもらうとよいとの記事を多く目にしたものの、生活に困るほどの更年期症状がない私は、あえて薬を飲みたいとは思えませんでした。
寝汗を軽減するために3つを改善
寝汗の原因となる自律神経を整えるため、私は3つのことに気を付けて生活すると決めました。
1つ目はエストロゲンと作用が似ているといわれる、大豆イソフラボンを意識して食べることです。豆腐や納豆を意識して食べるほか、豆乳を飲んだり料理に使ったりするよう心がけました。
2つ目は毎日必ず、運動する時間を設けたことです。日中にうっすらと汗をかくほどの有酸素運動をすると、入眠効果が高くなるのだそう。
冷え性の改善にもつながるので、歩く距離を増やしたり自宅でダンスエクササイズをしたりしています。
3つ目はお風呂に入る時間を、布団に入る2時間前と決めたことです。人間は深部体温が下がる時に眠気が誘発されると知り、湯船に浸かれない日も2時間前にお風呂に入ることを実践したのです。
その結果、寝汗で目覚める機会が減っていきました。
まとめ
真冬に寝汗で目覚めて汗を拭いたり着替えたりすると、室温が下がっているので風邪をひきそうになります。また体のほてりが治まると、手足の冷えを感じることも珍しくありませんでした。
生活習慣を見直し寝汗で目覚める回数が減り、朝までぐっすり眠れるようになったことも喜ばしいことです。今後も今の生活習慣を続け、じょうずに寝汗と付き合っていこうと考えています。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:サトウ ユカコ
広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。