昼は眠いのに、夜になると眠れない
私の場合、およそ生理1週間前から「もうすぐ生理だろうな」と感じる症状が現れます。それは「顎下の吹き出物」と「眠気」です。ところが最近は「生理前日の不眠」も加わり、これがとても厄介で生活に影響を及ぼしています。
昼は眠くて眠くてたまらず、眠気をこらえてようやく夜を迎えるのですが、いざベッドに入ると眠れません。やっと入眠したと思っても途中で目が覚めて、そこから朝までずっと目がさえてしまいます。
そうして「あー、全然眠れなかった」と布団から出てトイレに行くと、生理がきていることが多いのです。
生理中も続く不眠
生理前日は眠れないと書きましたが、生理が始まったからといって解決するわけではありません。
眠りの周期が一度乱れてしまうと、なかなかリズムが戻らず、生理中も中途覚醒や不眠症状に悩まされます。私にとって睡眠は1日のリズムを整えるうえで重要なものです。睡眠が不十分であったり質が良くなかったりすると、次の日は1日中眠気に悩まされることになります。
パフォーマンスが落ちるだけでなく精神的なダメージも大きく、悩ましい日が続きました。
リラックスする時間をつくる
「眠らなきゃ」と思えば思うほど目はさえてくるもの。
最近は不眠症状にあらがわず、眠れなくてもとりあえず横になり体は休めようというスタイルに切り替えることにしました。そして、せっかくなら眠れない時間を楽しもうとはちみつホットミルクを飲んだり、全身のマッサージをしたりと工夫しています。そうすることで不眠は解消されなくても、眠れないことでイライラしたり悩んだりすることは減ったような気がします。
いまだに生理前後の睡眠トラブルからなかなか解放されませんが、眠れない時間を楽しむようにしてからはストレスが減りました。生理期間中はさまざまな症状が現れますが、どうしてもつらいときは婦人科を受診するなど、これからも自分なりにいい方法を見つけて生理と付き合っていきたいです。
著者/江村恵里
監修/助産師 松田玲子
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