「男の子のトイレでおしっこしたい!」娘の訴えに母は…
3歳半になる娘は絶賛トイトレ中です。トイトレを始めてから半年、パンツにも慣れてきました。ある日のこと、保育園へ迎えに行くとトイレから泣き声が。なんと娘が嗚咽しながら「男の子のトイレでおしっこしたい」と泣いていたのです。
以前から男の子が立ってするのを見ていて、娘は興味があったのでしょう。先生が「おしっこが飛び散ってうまくできないよ」と説明しても、納得できず頑として譲らない娘。迎えに行ってから20分ほど経ってようやく落ち着き、「いつものトイレでおしっこする」と言って先生と一緒に行った後、少し笑顔になって戻ってきました。しかし先生とさようならした後も、まだ少し元気がない様子。気分を変えてもらおうと娘の好きな夕飯のメニューを一緒に買って帰ることを提案すると、笑顔で「うん!」と言いました。
夕飯を楽しく食べた後お風呂へ。ちょうどおしっこがしたいと言い出したため、なぜ男の子トイレだと、じょうずにできないのかを確認させるために、特別に洗い場で立った状態でおしっこをさせてあげました。おしっこが飛び散る様子を確認しながら「女の子は立っておしっこするのは難しいんだよ」と教えると、娘は納得。その夜、普段はしない夜更かしを一緒にしてゆっくり過ごしました。それ以降、娘は男の子用のトイレでしたいとは言っていません。
先生によると、娘は保育園ではおとなしく、約束事も守ろうと頑張っているそう。家では甘えがちで、私はストレスで怒ることがしばしばありました。今回の出来事は、日々のストレスが爆発したのかなと反省。改めて、保育園での娘の頑張りを労い、家ではなるべく娘の気持ちをくみ、甘えさせてあげようと思った一件でした。
作画/yacco
著者:海月ミサ
夫婦で育児に奮闘中のワーママ。3歳の娘が1人。仕事と育児の両立に奔走中。知育に興味あり。