背中を丸め、1本目に麻酔の痛み止めの注射。麻酔の痛み止めがすでに痛くて心の中で叫ぶぺ子さん。さらに2本目の麻酔の注射を打ったあと、氷を肌にあてて麻酔の効き目を確認。すると……。「大丈夫だと思うけど、もし手術中痛かったら教えてねー」と医師から告げられます。痛みに耐性がないぺ子さんは、内心「待って、痛いことがあるの!?」と慌てていたのですが……!?
麻酔のおかげで痛くない! しかし、まさかの事態に耐えられず…!?
カーテンによって仕切られているため、どんなことがおこなわれているのかわからず、恐怖を覚えるぺ子さん。しかし、しっかり麻酔が効いてくれていたおかげで手術が始まっていることがわからないほど痛みをまったく感じていませんでした。
ところが……。赤ちゃんを取り出す段になると、おなかを押され、急激に気持ち悪くなり……ぺ子さんは吐いてしまいました。
逆子で出にくいため、ぐいぐいと押されるおなか……。「もう出るよ! 頑張って!」
と励まされながら耐えるぺ子さんでした。
大きなおなかをぐいぐい押され、気持ち悪くなってしまったぺ子さん。帝王切開では、おなかの下のほうを切って赤ちゃんを取り出すため、ママのおなかを上のほうから下へ向けて押すことがあるようです。麻酔で痛みを防げても、吐き気はどうにもなりません。つらいですが、赤ちゃんさえ取り出してもらえたら落ち着くはず。あと少しの辛抱ですね……!
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子