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「え!?」大型犬の散歩を押し付けられケガをして泣く娘に母親が信じがたい疑いを… #毒親との20年間 9

「子ども大人な毒母と言われた母との20年間」第9話。幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女は、いつしか周りにすぐ流され同調し、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはそんなしろみさんと母親の20年に渡る物語です。

母の希望で飼うことになったハスキー犬のゴン太。早速母親としろみさんは散歩に行くことに。ゴン太は力が強く、大人でもリードを引っ張られるほどです。思いの外大変な散歩に、母親は次の日からしろみさんにひとりで散歩に行くよう命じます。

「大人でも引っ張られるのに……」と不安なしろみさんですが、この家では母親が決めたルールが絶対。従う以外の選択肢はありませんでした。

母の言いつけを守ろうとして…

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猫を追いかけて猛ダッシュしたゴン太に、思いっきり引っ張られてしまったしろみさん。それでも母親の「絶対リードを離すんじゃないよ」という言いつけを守ります。


結局、めちゃくちゃに地面に引きずられ、顔も手もズボンも擦り傷で血だらけになってしまいました。

 

ところが家に帰ったしろみさんを見て、母親が心配したのは「服」。


しろみさんは、母親の態度に涙があふれて止まりません。そんなしろみさんを見てもなお、母親はしろみさんを責め続けるのでした。


新品の服だったとしても、服はいくらでも替えがきくものです。ですが、しろみさんはこの世でたったひとりの大切な娘のはず。


母親としてかけるべき言葉は、ほかにもっとあったのでは、と思ってしまいますね。

 

このようなことを続けていたら、しろみさんの身にもっと大きな事故が起きてもおかしくはありません。いなくなってから大切なものに気づいても、時間を戻すことはできない、ということを母親にも早く気がついてほしいものですね。

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      こういうお母さん、いますね…多くはないと思いますが、いますね…児相に行けばよかったと大人になってからはよく思います

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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