不正出血の原因は?
産後の避妊方法をどうするか悩んでいたとき、ミレーナの存在を知ったばにさん。夫に「ミレーナを試してみたい」と伝えるものの、反対されてしまい、ばにさんはミレーナの装着をあきらめることに。それから半年が経過したある日、ばにさんの体に突如異変が現れて……。
ばにさんの体に突如起こった異変とは、原因不明の不正出血でした。最初のころは「少し経てば出血も止まるはず」と軽く考えていたのですが、その後もしばらく出血が続き、気がつけば3カ月が経過。「もしかしたら病気かもしれない」と、さすがに怖くなったばにさんは婦人科を訪れます。
婦人科では、生理前と生理後のタイミングに合わせていくつかの検査が実施され、生理後におこなった超音波検査で子宮にポリープがあると判明。医師には「3人目の妊娠を希望するのなら手術をしましょう。このポリープが不妊の原因になっているようです。不正出血を止めたいだけなら、ピルかミレーナでの治療となります」と言われ、“不妊”という言葉に、ばにさんは大きなショックを受けたそうです。
その後、じっくりと時間をとって、今後の妊活をどうするか話し合ったばにさん夫婦。「3人目の妊娠は希望しないので、今すぐに手術をする必要はないだろう」という結論に至ったため、次にピルとミレーナを比較し、最終的にミレーナを入れることを決断しました。
医師が「不正出血を止めたいだけならピルかミレーナで治療しましょう」と提案したのは、ピルやミレーナにはホルモンバランスを整える作用があり、不正出血の治療につながるからです。子宮ポリープができた場合は、症状やポリープの大きさにもよりますが、基本的には切除手術が推奨されます。ただ、ばにさんとしては、手術は最終手段と考え、まずは不正出血を止めるために、ピルかミレーナで治療をしたいと考えたようですね。
以前はミレーナを入れることに反対していた夫も、今回の話し合いでは、ばにさんの意思を尊重し、ミレーナの装着に賛同してくれました。あとは婦人科でその意思を伝えてミレーナの処置をしてもらうだけです。これ以上、不正出血が続くのは精神的にも身体的にもつらいですし、一刻も早く出血が止まるといいですね。
原案/ばに
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
ばにさんのミレーナ体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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