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「まただ…」メイクを始めると嫌な顔して逃げる夫。そんな夫に私がとった行動は

夫は香りに敏感です。大丈夫な香りと苦手な香りがあり、化粧品のにおいは特にダメ。私が化粧をすると夫はあまりいい顔をせず、私は困っていました。あまり香りのきつくない化粧品を購入するなど工夫はしていたのですが……。

「まただ…」メイクを始めると嫌な顔して逃げる夫。そんな夫に私がとった行動は

 

夫は香水や化粧品の香りが苦手

夫はデパートの化粧品コーナーなど、強い香りがするところが苦手です。夫と一緒にデパートへ行った際はなるべく化粧品コーナーの付近を通らないようにしているのですが、歩いている際に香水の香りがきつい人とすれ違ってしまったときなどは、夫は気分を悪くして車に戻ってしまうことも。

 

化粧品や香水だけでなく、洗剤や柔軟剤にも反応してしまうので、日常的に使うものはなるべく夫に選んでもらっていました。夫の好みの香りや無香料のものならば、夫の気分が悪くならないので私も安心できます。

 

私が化粧を始めると逃げていく

化粧品の香りが苦手な夫は、私の化粧品にも反応してしまうことがありました。そのため、自宅では夫がよく使う洗面所での化粧を避け、空いている部屋で毎日の化粧をしていた私。

 

それが、子どもたちが大きくなり、空いていた部屋が自然と夫のくつろぐ場所になると、香りが残ってしまうため私はその部屋で化粧ができなくなってしまいました。私は、なるべく夫の苦手ではない香りの化粧品を選ぶようにし、洗面所、朝食や朝の支度が済んだリビングで化粧をするようになったのです。

 

しかし、それでも夫としては不快な香りだったようで、私が化粧を始めると、夫は逃げるように別の部屋へ行くようになりました。

 

私の中で、「化粧をしない」という選択肢はありません。かといって、「自分の部屋が欲しい」とも言えず、私が化粧をするときには事前に夫に伝えて別の部屋に行ってもらうようにし、化粧が終ったら私が部屋の喚起をして、空気が入れ替わったら夫に戻ってきてもらうように。

 

夫と、いかに折り合いをつけるかを考えるようになっていったのです。

 

夫が起きてから寝室で化粧をすることに

リビングや洗面所で化粧をしたあとは換気をし、香りが消えてから、夫にはリビングに入ってきてもらう。このようにして過ごしていましたが、私がパートを始めると朝はバタバタ。夫の支度と私の支度の時間が重なり、時間差でリビングを使うことが難しくなってきました。

 

私が早起きして化粧をすればよかったのですが、子どもたちのお弁当作りもあり、なかなか難しく……。

 

どうしたらいいものかと考えたすえに、夫が起きてリビングで支度をしている間に、私が寝室で化粧をすることでおさまったのです。

 

 

夫はとにかく化粧品の香りが苦手で、ちょっとした香りでも反応してしまいます。生理的なものなので、それを夫に言ってどうにかなるものでもありませんし、喧嘩に発展して夫婦の関係が悪くなるのも本意ではありません。そのため、私が動きつつ「いかに双方に負担となりすぎないか」という部分で折り合いをつけるしかありませんでした。最終的には、夫が支度をしている間に私が寝室で化粧をするという方法で落ち着いていて、喧嘩や大きな問題もなく過ごしています。

 

著者/中山真希
イラスト/かたくりこ

 

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