始まりは大学1年のとき
彼とは大学1年のときに同じ部活で知り合い、交際が始まりました。当時、カップルの間では月に1回の交際記念日にメールを送り合うことが流行っていて、私たちも始めてみることに。
しかし、カップルの多くは長続きしないようで、だんだんと周囲のカップルが月1の記念日メールをやめていくなか、私たちは1回も途絶えることなく継続。そのうち、私たちカップルの中で、毎月の交際記念日は“普段は照れくさくて言えない「好き」をメールで伝える日”となっていきました。
その後、大学を卒業して社会人になった私たち。某有名テーマパークにあるお城の前で彼がサプライズプロポーズをしてくれ、晴れて私たちは夫婦となりました。
今では記念日が増え…
「記念日メールなんて続いても新婚の間までだよ」と既婚者の友人に言われましたが、実際は結婚して10年以上経った今でも、私たち夫婦は毎月の記念日にメールを送り合っています。それどころか、交際記念日(月に1回)にとどまらず、婚姻届を提出した入籍記念日(年に1回)と、式を挙げた結婚式記念日(年に1回)にも、メールを送り合うことが恒例になりました!
例えば、月1の交際記念日に送るメールの内容には「家のことを手伝ってくれてありがとう」「子どもたちと遊んでくれてありがとう」「体調を気づかってくれてありがとう」といった感謝の気持ちや、「忙しそうだから体調に気をつけてね」など日常生活のなかで伝えたいこと、「好き」という気持ちを書いて送っています。
入籍記念日には…
年1の入籍記念日メールには「いつも愛してくれてありがそう」「今年も喧嘩をせずに仲良くやってこれてよかった」「これからもよろしくお願いします」などと書いて送っていて、同じく年1の結婚式記念日メールでは、「好き」の気持ちに加え、「周りに支えられてここまでこられたね」と、周囲の人間関係も含めた振り返りの内容を送っています。
彼も私と同じようにもともと記念日を大事にしている人なので、節目には積極的にメールを送ってくれますし、入籍記念日にはケーキを買ってきてくれます。これからも記念日メールの習慣を続け、記念日メールを通じてお互いの気持ちを再確認しながら、良好な夫婦関係を築いていけたらいいなと思っています。
現在、彼との間には3人の子どもがいて、只今4人目を妊娠中です。以前、既婚者の友人には「記念日メールなんて続いても新婚の間までだよ」と言われましたが、記念日だけでなく何気ない日にも私たちは頻繁にメールを送り合っていて、今も学生時代と変わらないどころか、むしろ、お互いの愛情が年々深まっていると感じています。
結婚して育児をこなすようになると、多忙のあまり夫婦間ですれ違いが生じることもあるからこそ、月に1回でもメールで日々を振り返る機会があるのはいいことかなと、個人的には思っています。3つの記念日メールはこれからも続けていく予定です!
文/斎藤 桜さん
イラスト/たこ
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!