仕事後の家事は苦痛
夫は朝早く出かけ、夜は遅い仕事です。私も仕事をしていたので、夜に疲れて帰宅したあとは2人でぐったりすることも。
そんなとき、夕食を食べてからの家事が私はとにかく苦痛でした。食事後のお皿を洗う作業に加え、仕事に行く前に干していた洗濯物をたたみ、ゴミの日の前日はゴミをまとめて……と夕食後にやる家事は多いです。
早く寝たいので苦痛でも効率よく家事をおこなっていた私。一方で、夫がおこなうとその手際の悪さが気になってしまうようになりました。夫は家事経験が少ないため、仕方がないことはわかっているのですが、私自身、疲れていて余裕がなくなると、モヤモヤとすることも多くなってしまったのです。
起きて…絶句
夫は家事に協力的でしたが、平日は仕事が忙しく、平日は自然と私が主に家事をおこなうことに。そのため、「土日のどちらかは家事をせずのんびりしたい」と思い、土日のどちらかの家事をおこなってもらうよう、夫にお願いをすることに。
すると、夫からは「別にいいよ。むしろいつも申し訳ないと思っていた」と承諾に加え感謝の言葉まで。「ありがとう! ではよろしくね!」と、私は久しぶりに朝寝坊することにしました。
しかし、ゆっくり起きた私が見たのは、しわしわ、くしゃくしゃのまま干された洗濯物たちだったのです。
適材適所がある
夫の気持ちはありがたかったのですが、まさかの光景にガックリ。さすがに言わないとなと、「しわしわのまま干さないでほしいな」と伝えました。そして、「どうしてこうなったのだ」と脱力してしまった私は、あることに気づいたのです。
「そういえば、私は洗濯物を干すことは好きだった」と。疲れたときにやるのは大変ですが、洗濯に関してはさほど苦ではなかったかも……と。そして、夫は洗車が大好きだったなと思い出しました。
そして、私が考えたことは……それぞれ「得意な家事をおこなう」というもの。私は自分が得意な洗濯を、夫には皿洗いや掃除を。夫は洗車が好きということもあり、何かをきれいにすることがとてもじょうずでした。最初から、すべてを分担しようとせず、それぞれが得意分野をこなせばよかったのだと気づいたのでした。
その後、実は食器洗い機を購入。おかげで、家事がさらにぐんとラクになりました。同時に夫の家事スキルもレベルアップしたので、今では家事に関してあまりストレスなく過ごせています。
著者/畑野ナツミ
イラスト/アゲちゃん
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