とりこさんが幼稚園の先生に思いを伝えても「教育委員会が決めていることなので、私たちにはどうすることもできません」ときっぱり言われてしまいました。
それならと、とりこさんは教育委員会に直談判しますが……。
教育委員会なら現状を変えてくれるかも!期待して電話すると…
グレーゾーンである子どもたちが幼稚園に入りにくい現状を変えてくれるのでは! と期待して教育委員会に電話をしたとりこさん。
しかし、教育委員会の回答は期待とは大きく外れたものでした。幼稚園側の説明が不適切だったことや、制度の内容について説明はしてくれるものの、保育者の人員が足りないという現状については明確な回答が得られません。
発達障害と診断を受ける子が増えてきていることや、見守り教室の対策が必要だという声があることを知っていながら、教育委員会では解決のための話し合いすらおこなわれていないようでした。
教育委員会でも現状は把握しているものの、対策を話し合い、決定してから実行するまでには時間がかかるのかもしれませんね。
それでもとりこさんのように窮状を訴える人たちは、行政の対応に切なる望みをかけていると思います。少しでも早く、着実に教育委員会の対応が進められていくことを願わずにはいられませんね。
-
前の話を読む5話
「え?なんだか話が違う」公立幼稚園へ入園の問い合わせをすると思わぬ回答に激怒! #幼稚園難民になった話 5
-
次の話を読む7話
「今しばらくって?」八方塞がりの幼稚園選びに困って市長に訴えるとまさかの返答が… #幼稚園難民になった話 7
-
最初から読む1話
「またダメか…」療育に通う息子の幼稚園入園のため母が問い合わせると言われることとは… #幼稚園難民になった話 1
良いとか悪いとか別の次元で、『グレーゾーンである子どもたちを、幼稚園に入りにくい現状を変える予定は無い』という事ははっきり分かったと思う
そういう施策を行うだけの余力、予算とか人的資源が、その自治体には無いという事だと察せられる
言ってしまえば『無い袖は振れない』って事
むしろ正直に言われてハッキリすると思う