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「執着していて…」娘から問題児を引き離した母。しかし、さらなるトラブルが勃発! #小学生トラブル【君が好き】51

「君が好き」第51話。小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をついていました。

ソウのお母さんが、息子とレクトのトラブルについて、担任の鈴木先生に相談していると、偶然居合わせた小学6年生の高木ミミちゃんのお母さんに声をかけられました。ミミちゃんは、レクトの姉・メコちゃんと同級生で、メコちゃんからカツアゲされそうになった過去があったのです。

ミミちゃんのお母さんは、メコちゃんとのトラブルについて、何度もメコちゃんの親に謝罪を求めました。しかし、実際に謝罪に訪れたのは、高校生くらいのメコちゃんのお姉さんでした。思いもよらないかたちでの謝罪に、複雑な気持ちになるミミちゃんのお母さん。

 

メコちゃんは万引きの常習犯のようで、近所のお店はほぼ出禁のような状態でした。そのことを知ったミミちゃんのお母さんは、「私にできることは、ミミの安全を守ること」と、メコちゃん側に何かを求めることはやめたそう。そして、先生の協力のもと、「ミミとメコちゃんの関わりを一切なくすことを、落とし所にした」と話してくれました。しかし、新たな問題が出てきてしまい……。

 

解決したと思った矢先…!?

君が好き51

 

君が好き51

 

君が好き51

 

 

君が好き51

 

君が好き51

 

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君が好き51

 

君が好き51

 

「関わらせないというのは、簡単なようで難しいんです。というのは、メコちゃんはミミに、執着していたからです」

 

「執着……」

 

ミミちゃんのお母さんの言葉に、耳を疑うソウのお母さん。

 

「ミミを引き離すのは、メコちゃんにとってはかわいそうなことだったかも」とメコちゃんを気にかけるミミちゃんのお母さん。

 

「でも、メコちゃんの両親が機能しない限り、わが子を守ることを優先すべきだと思いました」

 

ミミちゃんのお母さんは、強い決意を話してくれました。

 

「じゃあ、今は……?」

 

「先生の協力もあり、ミミへの執着は解けました。ただ、ミミに近寄れなくなったメコちゃんは、今でも学校で荒れています……」

 

ミミちゃんとのトラブルは解決したものの、メコちゃん自身の問題は、解決しないのでした。

 

 

先生の協力もあり、わが子を守ることができたミミちゃんのお母さん。しかし、メコちゃんはミミちゃんを失い、生活が荒れてしまいました。子どものトラブルを放置して、姉に謝罪へ出向かせたメコちゃんの親。そのことを考えると、「メコちゃんは、親とあまりコミュニケーションが取れていないのでは?」と心配になってしまいます。ミミちゃんとのトラブルや、学校生活が荒れてしまった原因が、親との関係性にあるのかはわかりませんが、メコちゃんに寄り添い、彼女自身の問題を解決しようとしてくれる大人が現れることを願うばかりです。

 

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    マンガ家・イラストレーター愛すべき宇宙人

    中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。

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