義母からの定期的なちょっと迷惑な贈り物
やさしい義母は「庭でおいしい野菜がとれた」「近所の人からお菓子をもらった」など、何らかの理由で定期的に荷物を送ってくれます。ありがたい半面、野菜を使い切れず、余らしてしまうこともしばしば……。私たちを思ってしてくれているので、断ることもできませんでした。
そして義母の贈り物は、息子が生まれたことよってさらに拍車がかかるのです……。孫の誕生を心から喜んでくれた義母。これまで月に2、3回だった贈り物は、息子の誕生を機に週に1回は必ず届くようになりました。中でも私が困ったのは大きなおもちゃです。ハーフバースデーには対象年齢に合わないジャングルジムを、1歳の誕生日も年齢に合っていないトランポリンなど……。
わが家は1LDKなので、家の広さも知っているはずなのになぜ? とモヤモヤしているのも申し訳なく、私は思いきって義母にメールで伝えることに。「気持ちはありがたいのですが、大きなおもちゃはわが家に置くスペースがありません。お義母さんの家に行ったときに息子と一緒に遊んでやってください」と言葉に気をつけながら、長文のメールを送りました。
すると義母は私の送ったメールにすぐ反応し、「ごめんなさいね。大きなおもちゃはうちに置いて、いつでも遊べるようにしておくわ」と返信してくれたのです。義母に正直に話してよかったと思いました。
著者:稲垣くみ/30代女性・主婦。結婚7年目で待望の第1子を出産。思っていた以上に大変な子育てに悪戦苦闘中のママ。深夜にアニメを見ながら飲むお酒がやめられない。
作画:CHIHIRO
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています