アカリさんがそろそろ帰ろうと子どもたちに声をかけると、例のごとくスミレちゃんのパパが家まで送ると言い出しました。
何度断っても、話が一向に通じません。
スミレちゃんのパパからのしつこい提案を何度も断るアカリさんですが、パパは一向に引こうとしません。ついには子どもたちの前だというのに、スミレちゃんのママに対してもモラハラ発言をして抑え込みにかかります。
スミレちゃんのパパの圧に怯えるアカリさんとスミレちゃんのママ。そのとき、窮地を救ってくれたのはスミレちゃんでした。スミレちゃんの言葉には、さすがのパパもアカリさんに対して無理強いはできず、その日は公園で別れることに成功したのでした。
スミレちゃんが、知らず知らずのうちにアカリさんを助けるというファインプレーが起きましたね。皆さんの中にも、思わぬところで子どもに助けられた、という経験がある方もいるのではないでしょうか。
ときに子どもは想像以上の力を持っていて、困っている大人を助けてくれます。子どもは宝と言いますが、本来の言葉の意味以上に、大切な存在だと実感できました。
スミレちゃんのパパは執着からの発言でアカリさんを困らせていますが、皆さんもよかれと思ってついやり過ぎてしまうことはありませんか?相手のことを思えばこそ、引くタイミングも大事かもしれませんね。