家の近くの写真を送られてきたアカリさんは、恐怖で動悸と冷や汗が止まりません。
ついに家までやってくるの……!?
スミレちゃんのパパが家までやってくるかもしれないという恐怖で、アカリさんはスミレちゃんのママへ報告の電話をする手や声が震えてしまいます。その日、アカリさんはストーカー行為への恐怖と、スミレちゃんのママに協力すると言っておきながら動くことができない不甲斐なさで、ひとり落ち込んでしまったのでした。
そして、ようやく夫が出張から帰ってくる日を迎えます。夫が帰って来てくれたという安心感から、アカリさんは涙を流しながら夫を迎え入れたのでした。
ひとりで家を守りながら、スミレちゃんのパパがやってくるかもしれない恐怖と戦っていたアカリさん。夫が帰ってきたことで、安堵感はひとしおだったでしょう。ここまでアカリさんに対して「神経質なだけだ」と悩みを一蹴していた夫には、事の重大さをきちんと理解してもらいたいものです。
パートナーの悩みは、自分にはそんなこと……と思うようなことでも、話し手の説明の仕方や遠慮によって悩みの本質が隠れてしまうことがあります。
相手に悩みを相談されたのであれば、今回のように事が大きくなる前に、きちんと向き合って話を聞いてあげられるよう心がけたいですね。