私と夫の結婚式
私と夫は結婚より私の妊娠が先でした。結婚式をするつもりはなかったのですが、買い物中に式場の宣伝のブースがあり、抽選にあたると「結婚式の資金を支援する」というイベントをおこなっていました。試しにやってみると、なんとその抽選にあたったのです!
お得に結婚式をあげることができる……とのことで、私たちは結婚式をすることになりました。結婚式をおこなったのは長女が6カ月のとき。私と夫は子育ての仕方や、子どもとの関わり方など子どもが原因で喧嘩することはありましたが、それ以外は喧嘩することはありませんでした。
原因が子どもでない、初めての夫婦喧嘩は結婚式のある段取りの中で起こりました……。
結婚式の準備
私たちの結婚式は1年前から日にちを決めていたので、結婚式の準備はゆっくりと何回か打ち合わせをしながらというスタイルでした。招待状やドレス決め、テーブルの花などはスムーズに決まり、あとはウエディングケーキとなりました。お互い家で話し合ってこなかったのもだめだったのですが、どんなものがいいのか夫婦で意見がまとまらず、話し合いのときはシェフの方と気まずい雰囲気に。
私が「今回の結婚式のコンセプトは、テーマパークのキャラクターだから、ケーキも雰囲気を合わせたらよくない?」と言うと、夫は「幼稚っぽくない?」とひと言。私が「じゃあほかに思いつくデザインあるの?」と聞くと、夫はイラッとしながら「考えてるんだわ」と。
そんなヒートアップしている私たちの姿を見たシェフの方が、「打ち合わせはまた今度にしましょうか」と苦笑いしながら、その場の打ち合わせを終わらせてくれました。
喧嘩の根本的な原因
シェフの方のおかげでその場の喧嘩はおさまったのですが、打ち合わせ中にした喧嘩の余韻は続き、次の打ち合わせ前日までウエディングケーキの話が2人の中で出ることはありませんでした。
結局、SNSを見て私と夫が気に入ったものをどちらも取り入れるというスタイルでデザインすることに。
そして、今振り返るとそもそも喧嘩の根本的な原因は、お互い優柔不断であることだったと感じます。ケーキに関しては相手が提示してきたものがいいのか不安で、すぐに決断できなかったのです。
まさかウエディングケーキが夫婦喧嘩の初めての原因となるとは思いませんでしたが、お互いが優柔不断で喧嘩することはこれからも多々あると思います。優柔不断な性格はお互い簡単に変えることはできないかとは思いますが、ぶつかる前に話し合いをたくさんしてお互いが納得できる答えが出るようにできたらいいなと思っています。
著者/松谷 えりな
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