パニ子は34歳の主婦。夫の慎二とは、今年で結婚2年目です。子どもはいませんが、幸せに暮らしています。
夫が寝言で知らない女性の名前を!
慎二の仕事は出張がとても多く、月の半分以上は出張していることも。しかし出張先から何度も連絡をしてくるので、パニ子は特に不満もありません。
ある日出張から帰ってきた慎二は、とても疲れていて早めに就寝。数時間後パニ子が寝室に行くと、慎二が寝言を言っています。よく聞いてみると「ヨーコ愛してる……愛してるよ、ヨーコ……」と知らない女性の名前を呼んでいるではありませんか!
そういえば、出張に行ってもお土産や写真もなく、出張費も出ていないのです。パニ子は浮気を疑って一睡もできません。
「もう1つの家庭がある」ってどういうこと?
翌朝、寝言のことなど知らない慎二は「また出張が入りそうだわ」と。そんな慎二に「たまにはお土産も買ってきて欲しいな。」と言ってみると、明らかに動揺しています。
パニ子は不安を払拭するためにも、浮気調査を探偵に依頼。すると、数日後探偵から「大変申し上げにくいのですが、本当に結婚されていますか?」と質問が。
困惑していると、「実は、彼にはもう1つの家庭があり、陽子という奥さんとお子さんがいるようです」とのこと!
パニ子はすぐに役所へ行き戸籍を確認。すると、パニ子は未婚のままだったのです! 2年前の婚姻届提出の際、「婚姻届は俺が出しておく」と言われたことを思い出しました。まさか別の家庭があったなんて……!
もう1人の妻と協力して…
慎二に復讐することにしたパニ子は、慎二の仕事中に陽子の住む家へ。パニ子の存在に最初は驚いていた陽子でしたが、話を聞くうちに「実は……私も何かおかしいと思っていたんです」と妙に納得した様子。
陽子と慎二は6年以上の付き合いがあり、2年前に授かり婚をしたのですが、ちょうどパニ子と結婚したと思っていた2年前から様子がおかしかったそう。陽子とパニ子は協力することにしました。
「なかなか言い出せなくて……」泣いて謝罪
何も知らない慎二は、パニ子の住む家に帰宅。「陽子さんって女性、知ってる?」とパニ子が単刀直入に質問すると、動揺しながらも「会社の事務の人で、ストーカーされているんだ」と陽子の悪口を言い始めたのです。
すると奥の部屋から「全部、聞かせてもらったわよ。私のこと、ストーカーだと思ってるんだ!?」と陽子が登場!
慎二は涙を流して土下座で謝罪しますが、言語道断! パニ子と陽子は慎二と関係を解消し、パニ子は慰謝料を、陽子は慰謝料と養育費を請求することに。
今回のことが会社にバレた慎二は自主退職し、多額の慰謝料や養育費の支払いに追われて大変な生活を送っているそうです。
一方、パニ子と陽子は「これからはお互い騙されないように、気をつけましょ!」と陽子の子どもも一緒に遊ぶ仲になり、友情を育んでいるそうですよ。
2年間も家族を騙し続けた慎二。「バレると思いながらも、なかなか言い出せなくて……」と泣いて謝罪したそうですが、ただの言い訳でしかありません。身から出た錆ですね。
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