4年間をともに過ごしたおなかの爆弾と初対面!
次女妊娠時に卵巣嚢腫があるとわかってから約4年が経過したある日、ついに卵巣嚢腫の除去手術を受けたわかまつさん。手術台に寝かされ麻酔によって意識が薄れてゆく中、わかまつさんは「卵巣嚢腫よ。最後まで捻れることなく破裂することなく、静かにおなかの中にいてくれてありがとう。……さらばだ」と、おなかの爆弾に最後の別れを告げます。そして、気がつくと手術は終わっていて……。
どうやら、手術は無事に終了したよう。執刀医が「取り出すときに水が溜まっている袋が破けてしまったのですが」と言いながらビンを見せてくれたのですが……その中には、どろっとした赤い液体が! おなかの爆弾(卵巣嚢腫)との初対面を果たしたわかまつさんは、声が出せないながらも、心の中では「これがずっと私の卵巣の中にあったものか……!」と衝撃を受けたそうです。
ちなみに今回切除したものは、このあと病理検査(患者さんから採取した組織や細胞を顕微鏡で観察し、がんかどうか、どのような病気かを調べる検査)に回されます。今の段階では良性との診断ですが、もし悪性の細胞が見つかったときには、追加で治療を受けなければなりません。
こうして、わかまつさんの人生最大の手術が終了。病室に戻ったあとはフットポンプから酸素マスクに至るまで全身の非日常な光景に驚きながらも、「思ったより楽勝やったな〜」と手術を振り返り、元気な表情をカメラに収めて夫にメールを送ります。
このあとは、歩く(手術後は早期離床が基本)→トイレに行く→カテーテル抜去→ごはん→検査データを見つつ点滴終了、という流れになるのですが……。まずは手術に対してずっと恐怖心を抱きながらも受ける決心をしたわかまつさんに「お疲れさま」と声をかけたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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