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「2人目の里帰り出産って実際どう?」イヤイヤ期の長男を連れて帰省…思わぬうれしい変化にママもほっこりした話

長男が2歳のときに、2人目を妊娠。コロナ禍ということもあり「里帰り出産をするか、しないか」とても悩みました。実家までは、新幹線と電車を乗り継いで片道3時間半。悩んでいると、母から「帰っておいで、大丈夫だから。上の子はこっちの保育園に行けばいい」と電話がありました。母の力強くやさしい言葉に、里帰り出産を決心。そんな中、イヤイヤ期真っ只中だったはずの息子は……。

 

イヤイヤ期に大きな成長を遂げた息子

悩んだ2人目の里帰り出産、帰って正解だったその理由とは?

 

悩んだ2人目の里帰り出産、帰って正解だったその理由とは?

 

 

 

悩んだ2人目の里帰り出産、帰って正解だったその理由とは?

 

コロナ禍ということもあり、帰省後の自宅待機期間も含め、産前、産後の4カ月子どもと帰省することにしました。もともと通っていた保育園は、里帰り中はお休みすることに。

 

帰省してから1週間後、新しい保育園での園生活がスタート。最初は慣れない環境に戸惑う息子は、行きたくないと繰り返していました。ついに、来たお産の日。予定日前日の夜に陣痛が来て、私が入院すると、私がいないことに気づいた息子は大泣きしたそう。しかし、母が「ママは病院だよ。赤ちゃんを連れて帰ってくるから一緒に待っていようね」と言うと、納得してまた眠りについたそうです。翌朝になると「ママは病院だから、ばあばと頑張る!」と保育園の準備を始めたのだとか。

 

それから、私が帰宅するまで一度も泣かなかったそうです。息子に出産報告のため、テレビ電話をすると「赤ちゃん来たらぎゅーするね!」とニコニコする息子の姿が画面越しに見られました。里帰りをしていたからこその安心感。息子の頑張りもあり、入院中も赤ちゃんのお世話に専念できました。

 

退院して帰ると、服や靴下の着脱がじょうずになっていた息子は「赤ちゃんにも靴下を履かせてあげる」と手伝ってくれるまでに成長。里帰り期間中に目標としていたトイレトレーニングも、母や保育園の力を借りながら成功しました。「僕、お兄ちゃんだから!」と自分からトイレに行くように。たくさんできることが増えた里帰り期間。周りに支えられてお兄ちゃんになることができたようです。息子の成長にも支えられた2人目出産の思い出でした。

 

 

作画/Pappayappa


著者:井島りほ

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