こんにちは。ママライターの里川まちこです。母乳育児には、おっぱいの味や質、そして、必要な量が出ているのかなど、気になることや不安がつきものです。私は、2人目の息子が生後4カ月のころに、おっぱい不足を経験しました。今回は、その際に実践したおっぱいを出す方法をご紹介します。
食事・水分・睡眠不足でおっぱい不足に
息子のおっぱい不足のサインは、授乳時間が間延びしてきたことでした。当時4カ月の息子はいくらおっぱいを飲ませても離れると泣き、すぐにまたおっぱいをほしがる……を繰り返していました。
おっぱいの張りも弱いため、母乳がよく出ていないのだと思い、自分の生活を見直すことにしました。夜は、上の子と下の子、両方の夜泣きで起こされて毎日寝不足。食事も満足に取れず、水分補給もおざなり……。こういった体への負担が、おっぱいを出にくくする原因となっていたのではないかと気付きました。
【関連記事】
温活と水分補給を実践!
お世話になっている助産師さんいわく、まずは体を温めること、水分をこまめにとることが必須とのこと。水分補給にはお茶ではなく「水」がいいいと聞き、こまめに湯冷ましを飲むように心がけました。また、体を温めるには具だくさんの味噌汁が最適、という助言を聞き、毎日野菜たっぷりの豚汁を大量に作り、朝晩と食べるようにしていました。
すると、おっぱいの張りが強くなり、息子もごくごくと音を立てておっぱいを飲んでくれるようになったのです。
授乳は体にとって大変な仕事!
おっぱいが出るようになってからも日常的に気を付けたのは、体を冷やさないことと食事の栄養バランス。夏でも靴下は履き、スイカなどの冷却効果のある食べ物はあまり食べないようにしました。また、私は貧血の症状もあったので、肉類をできる限り食べるように心がけ、授乳しても体への負担とならないよう、食事の栄養バランスに気を配りました。
「おっぱいを出すことは体にとって大変な仕事!自分の体を労わることも怠ってはダメ」という助産師さんの言葉がいまだに胸に残っています。
赤ちゃんの大切な栄養源である母乳。おっぱいをきちんと出すためには、ママが自分の体を労わり、きちんと管理することが不可欠です。素敵な授乳時間を過ごせるよう、日々、自分の体も大切に過ごせるといいですね。(TEXT:ママライター里川まちこ)