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「理解できない…」息子を泣かせた子の親が音信不通!?話し合いすらできないの? #三男が学校で初めて泣いた日 7

「三男が学校で初めて泣いた日」第7話。2014年生まれの三男・ケイくんが小学2年生のときのお話です。ある日、ケイくんは小学校の敷地内で、高校生くらいの男の子に呼び出され、泣かされてしまいます。その男の子は、同じクラスの女子・Sさんの兄でした。
「Sにひどいことをしたんだから、ごめんなさいを言ってよ」と、Sさんの兄に身に覚えのないことを咎められたケイくんは困惑し、涙してしまいます。Sさんの兄は事実確認もせず、直接ケイくんに謝罪を強要したのでした。

迎えに来た母・ふくこさんとともに帰宅したケイくんは、泣きながら家族に詳細を話します。弟が受けた理不尽な仕打ちに憤る兄たちですが、ケイくんは共感してもらえたことで安心したのか、少し笑顔を見せました。しかし、この日を境にケイくんは、夜中に何度も叫ぶようになってしまったのです。

話を聞いたケイくんのお父さんも「俺が学校に出る。向こうの親と学校にそう伝えてくれていい」と怒りをあらわにします。

しかし、ケイくんの今後の学校生活を考えたふくこさんは、いったん学校からの連絡を待つよう提案しました。

 

そして翌日、ケイくんに付き添って登校したふくこさんは、校長室に呼ばれます。
 

親と連絡が取れない!?理解できない…

 #三男が学校で初めて泣いた日 7

 

 #三男が学校で初めて泣いた日 7

 

 

 #三男が学校で初めて泣いた日 7

 

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 #三男が学校で初めて泣いた日 7

 

校長先生と担任の先生にケイくんでの様子を聞かれたふくこさんは、
「夜中に叫びだしたため、熟睡できていない」
「登校するか迷ったものの、車で送ってきた」

と伝えます。

 

今回のトラブルは、担任の先生が見ている前で起こりました。Sさんの兄がやさしそうな雰囲気に見えたことや、少し離れた場所にいたため2人の会話が聞き取れなかったこともあり、ケイくんが泣きだすまで異変に気づくことができなかった先生。

 

ふくこさんは、「落ち着け。先生だって驚いたんだろうから……。悪いのは、この先生じゃないんだ」と感情を抑えながら、先生の謝罪を受け止めました。

 

トラブルのあと、小学校側はSさんの保護者に何度も電話を入れたものの、まったく電話に出なかったとのこと。
連絡が取れないSさんの保護者のことがまったく理解できないふくこさん。

 

「保護者と連絡が取れないのであれば、せめてSさんに事情を聞きたい」と話すと、先生方は「もちろん、Sさんとも話をするつもりです」と回答したのでした。

 

 

Sさんの兄がケイくんに謝罪をさせようとした理由は、「日頃からケイくんにひどいことを言われている」というSさんの言葉を信じたから。
Sさんにはどのような意図があって、兄や母にケイくんのことを伝えたのか。とにかく事実が知りたいところですよね。

 

この状況で感情的にならず、冷静に先生方と話し合うふくこさんはさすがです。そして、ケイくんの心のよりどころであるふくこさんが、自分のことを第一に考えて動いてくれていることは、ケイくんにとってどれだけ心強かったことでしょう。

 

理不尽なことが起きても、相手に合わせて感情的になるのではなく冷静に対応する姿、ぜひ見習いたいものですね。
 

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター安田ふくこ

    2007年生まれのハル、2011年生まれのツトム、2014年生まれのケイ、男の子3人の育児に奮闘中の母。Instagramやブログで、三兄弟との日常を中心に家族のことを描いています。

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