入院2日目には泡状の唾液が延々と出る「よだれつわり」に悩まされ、入院3日目には舌の違和感から謎の窒息感に襲われたもしゃもぅさん。
しかし主治医に相談をしても、この窒息感の原因はわからずじまい。点滴治療をおこないながら経過観察することになりました。
しかしその夜……。
まさに地獄! このまま寝て大丈夫?
夜になっても、もしゃもぅさんの舌の違和感は消えず、喉に舌が詰まって窒息するような感覚がありました。
「寝たらしんでしまうかも……」と怯えながら眠りましたが、朝になっても舌の状態は変わっておらず、相変わらず強い吐き気もあります。
そしてその状態は、2日間も続くことに……。吐き気、よだれ、舌の違和感、嘔吐に悩まされ続けたこのときが、もしゃもうさんのつらさの第一ピークだったのです。
そして入院6日目。舌の違和感がなくなり、気づけば吐き気を感じる回数も、嘔吐の回数も1日に1〜2回程度に減っていました。
思わず「暇だな」と口にした、もしゃもうさん。その言葉に、自分でびっくり。これまでずっと体調の悪さと闘っていたので、「暇だ」と思うことなどなかったのです。久しぶりのこの感覚に、もしゃもうさんは感動してうれし泣きしてしまいます。
舌が喉に詰まって窒息しそうという症状は、健康な状態ではなかなか想像もできないつらさですね。きっと、とても怖かったことでしょう。そして入院6日目、もしゃもうさんの体調は少し落ち着いたようです。吐き気や嘔吐はまだあるものの、回数がずいぶん減ったのでだいぶラクになった模様。「暇だな」と思えたことで、体調が良くなっていることを実感したというのがリアルですね。このタイミングで、つらさに耐えてきた体を少しでもいたわってあげてほしいです。そしてこのまま悪阻が落ち着いてくれるといいですね。
監修/助産師 松田玲子