「面倒くさい」と言う夫の態度が一変！？夫を動かした「魔法の言葉」とは

 

 

私は、フリマアプリが大好きです。スマホ1台で家にある不用品を出品することができますし、自分が使わない物が人の役に立ち、さらにお金にもなるというところに利点を感じ、よくフリマアプリを利用していました。

 

ある日、フリマアプリで売れた物があったため、ちょうど出かけようとした夫に「ついでにこれ発送してきてくれない？」と頼みました。しかし、「え……嫌だ。面倒くさい」と断られてしまったのです。いつも大抵のお願いは聞いてくれるため、まさか断られるとは思っていませんでした。

 

予想外の返答でしたが、夫に断られてしまったため、このときは自分で発送をすることにしたのです。

 

それから1カ月ほど経ったある日、体調を崩してしまった私は、緊急入院することに。

 

入院期間中、フリマアプリで過去に出品していた物が売れました。入院前はバタバタしていたため、出品中の商品のことをすっかり忘れていて……。

 

フリマアプリには、この日までに発送しなければいけないという決まりがあります。しかし、入院中の私は商品を梱包して発送するという作業ができないため、やむを得ず夫に梱包と発送を頼むことにしました。

 

乗り気ではなさそうな様子でしたが、どうしようもない状況だったため、夫は渋々私のお願い引き受けてくれて「発送したよ」と連絡をくれました。

 

それから数日後、夫が発送した商品を購入した人から「きれいな梱包ありがとうございました」というコメントが届きました。夫はていねいで几帳面な性格。そんな夫の性格が、どうやらフリマアプリの梱包でも発揮されたようです。

 

私は、夫に「この間、購入してくれた人が『きれいな梱包ありがとうございました』と喜んでいたよ」と伝えました。すると、夫はとてもうれしそうな表情で喜んでいました。

 

最初に頼んだときは発送するのも面倒だと言っていた夫。しかし、梱包を褒められたことがうれしかったのか、それからはすんなり手伝ってくれるようになりました。

 

 

まさか、フリマアプリの梱包作業で夫の性格が発揮されるとは思ってもみませんでした。予想外の結果に驚いたと同時に、相手のいいところは言葉で伝えたほうがいいということに気づいた出来事です。今度、夫に梱包作業のコツを教わりたいなと思っています。

 

著者／nanoka22