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「いつまでも泣かんで!限界!」寛大なお母さんでいたいのに。イライラした自分に落ち込み涙… #長女は繊細さん 11

「繊細さん長女が泣きながら学校へ行った日々の話」第11話。ねこじまさんの長女・わっちちゃんが小学校へ入学したときのお話です。新しいランドセルを背負ってドキドキワクワクしながら、順調な学校生活をスタートさせたわっちちゃん。しかし、2週間ほど経ったころから、家を出る直前に腹痛が始まるようになりました。

「学校でのお母さん」のように見守ってくれる担任の先生の存在もあり、なんとか登校できていたわっちちゃん。しかし、ゴールデンウィーク明け、不安でトイレから出てこられず、おなかの調子を崩して大泣き。かかりつけの小児科の先生に相談すると、「いわゆるお母さんとの分離不安みたいなものかも」と教えてくれました。「母子分離不安」という言葉を初めて聞いたねこじまさん。スマホで検索してみると、わっちちゃんの状況に当てはまる点が多々ありました。

「母子分離不安(※)」について、「ネットに書いてあることがすべてではない」と分かっていても、今までの自分の行動を振り返り、悩みが大きくなります。

 

自分を奮い立たせてわっちちゃんと一緒に登校を続けますが、時に嫌がる長男をおんぶして往復30分の距離を歩き、教室まで見送ってから長男を幼稚園へ送り、仕事に向かう日々。

 

ねこじまさんも、疲労が蓄積されていきます。
 

(※)母子分離不安:子どもが母親など愛着対象から離れることに、強く不安を感じる状態。

 

また追い詰めてしまった…

#長女は繊細さん 11

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#長女は繊細さん 11

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仕事に行く前に子どもたちを小学校と幼稚園へ連れていく日々。ねこじまさんはどれだけ大変だったことでしょう。

 

「寛大なお母さんでいたい」という理想と、疲れきっている自分とのギャップに打ちのめされそうになる日も。
「親が育児で思い詰めている状態は、子どもにとっても良くないですね」とねこじまさんは振り返ります。


SNSやテレビなどには
・子どもの気持ちに寄り添っているお母さん
・丁寧な生活をしているお母さん
・いつも朗らかなお母さん
など、キラキラした情報が溢れています。

 

「あんな人になりたい」と理想を持つことはとても素敵なことですが、私たちに見えているのは、きっとほんの一部を切り取った情報。

理想像と自分とのギャップに押しつぶされてしまわないよう、肩の力を抜いて、まずは自分にやさしく過ごしたいものですね。
 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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      いやー毎日ニコニコなんてしていられないですよ
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      みんなよく頑張ってる。。泣けてきます

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターねこじま いもみ

    2012年生まれ長女、2014年生まれ長男、2020年生まれ次男。年の差きょうだいのワンオペ育児に慣れすぎた3児の母。育児を通して気づいたこと、学んだこと、何気ない日常を描いたマンガをSNSやブログに投稿しています。

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