「母子分離不安(※)」について、「ネットに書いてあることがすべてではない」と分かっていても、今までの自分の行動を振り返り、悩みが大きくなります。
自分を奮い立たせてわっちちゃんと一緒に登校を続けますが、時に嫌がる長男をおんぶして往復30分の距離を歩き、教室まで見送ってから長男を幼稚園へ送り、仕事に向かう日々。
ねこじまさんも、疲労が蓄積されていきます。
(※)母子分離不安:子どもが母親など愛着対象から離れることに、強く不安を感じる状態。
また追い詰めてしまった…
仕事に行く前に子どもたちを小学校と幼稚園へ連れていく日々。ねこじまさんはどれだけ大変だったことでしょう。
「寛大なお母さんでいたい」という理想と、疲れきっている自分とのギャップに打ちのめされそうになる日も。
「親が育児で思い詰めている状態は、子どもにとっても良くないですね」とねこじまさんは振り返ります。
SNSやテレビなどには
・子どもの気持ちに寄り添っているお母さん
・丁寧な生活をしているお母さん
・いつも朗らかなお母さん
など、キラキラした情報が溢れています。
「あんな人になりたい」と理想を持つことはとても素敵なことですが、私たちに見えているのは、きっとほんの一部を切り取った情報。
理想像と自分とのギャップに押しつぶされてしまわないよう、肩の力を抜いて、まずは自分にやさしく過ごしたいものですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。