睡眠不足が続くつらい日々…
夫の睡眠を邪魔しないように、別室で寝るようになってから4年が経ち、2人目も生まれて私は睡眠不足が当たり前のようになっていました。私は専業主婦ということもあり、夫に「睡眠不足がつらい」と言えずに過ごす日々。心配をかけたくない気持ちもあって、元気を装っていました。
ひどい睡眠不足が続き、私が体調を崩したとき、夫はごはんの準備はしてくれるものの、寝るときは必ず別の部屋で、子どもの面倒を見るのは私……。そんな日々に終止符を打つ日が突然やってきたのです。
4年間の睡眠不足が解消に向かった日
ある休日、私はいつもよりひどく睡眠不足な状態でした。前日の夜は下の子の授乳に加え、上の子が珍しくひどい夜泣きをして、ほとんど寝付けなかったからです。しかし、夫は相変わらず朝10時ごろまで寝ていました。夫は起きてくると、朝ごはんを兼ねたお昼ごはんを食べたあと、なんと横になり再び寝ようとしたのです。
起床後に再び寝るのはこのときが初めてではありませんでしたが、私は自分の睡眠時間がいつもより短かったのでイラッとしました。「もういい加減にしてよ!」。思わず声が出ていました。驚いた様子の夫でしたが、私の普通じゃない表情と声の大きさに「これはヤバい」と何かを察したよう。
私は「睡眠が取れていなくてつらい」と、これまでの思いを涙ながらに夫に伝えると、夫は「今まで気付かなくてごめん」と言い、反省している様子がうかがえました。
それから休日には、早く起きて子どもを近所の公園に連れて行ってくれるようになり、私はお昼寝の時間を確保することができました。
私は「自分が頑張ればいい」と思い、睡眠不足を4年間我慢していましたが、もっと早く伝えればよかったと後悔。また、自分が思っていた以上に、夫は育児に協力的だと気付いたことも大きかったです。
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イラスト/ななぎ
著者:下園ひかり
4歳の娘、1歳の息子、夫との4人暮らし。バックパッカーとして2年間で25カ国を周遊した経験あり。さまざまな国で生活した経験から、常識に捉われない育児を実践中。自身の育児経験をおもしろ話にして情報発信するブロガー兼ライター。