生理の症状が悪化し婦人科を受診
大学生のころから徐々に生理の症状が悪化していた私。激しいおなかの痛みで嘔吐してしまうこともありました。また、PMS(月経前症候群)で仕事や私生活にも影響が出ていたことから、私は婦人科を受診することに。
受診した婦人科では、低用量ピルの服用をすすめられました。そして、低用量ピルを服用するようになると、これまで悩んでいた生理の諸症状が改善! 生理で悩んでいた私にとって、それは大きな変化でした。
ナプキンのストックが切れかける
そして、低用量ピルの服用にも慣れてきたころ、私はあることに気がつきました。それは、「生理がくるたびにナプキンのストックが危うく切れかける」ということ。
ナプキンの補充は低用量ピルの服用前と同じようにおこなっていたため、なぜこんなにストックが切れやすくなっているのだろうと疑問に思いました。
原因を探るために、生理周期や生理期間を見直してみることに。すると、現在服用している低用量ピルによって、出血する期間がこれまでよりもかなり長くなっていたのです!
服用していた低用量ピルは…
私が服用していた低用量ピルは「ヤーズフレックス」と呼ばれる薬で、最長120日間連続して服用できるため、生理の回数を減らせることが特徴です。
この薬は、120日間連続して服用する際、最初の24日間はたとえ不正出血があったとしても、服薬を継続することが推奨されているとのこと。しかし、服用25日目以降に不正出血が3日続いた場合、その翌日から4日間休薬をして生理を起こし、5日目から薬の服用を再開してその後の不正出血を抑えるのだそうです。
私はの場合、120日間経つ前に出血を起こすことがありました。加えて、休薬を始めてから2~3日経って、ようやく本格的な生理が始まります。そのため、3日間の出血+休薬を始めてからの2~3日間の出血+本格的な生理の7日間で、合計で約13日もの間出血が続いていたのです。
そのため、低用量ピル服用前と比べると出血する期間が約2倍になっていて、その結果ナプキンのストックが切れやすくなっていたのでした。今後は、ナプキンのストック量をもうすこし増やそうと思います。
低用量ピルを服用することで、生理の回数自体は減っているため負担が増えたわけではありません。また、生理の諸症状も軽減されているため「低用量ピルは服用したほうがメリットが大きい」というのが私の感想です。しかし、不正出血が続き、生理期間が長引くことが続くようであれば、婦人科にも相談してみたいと思います。
著者/百田
イラスト/まっふ
監修/助産師 松田玲子
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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